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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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【第十九話】
『「無敵」のblack-snow』

たくっちスノー
「...海斗君」

ゼットエンド
「やれ!!殴れ!潰せ!!引きぎれ!!」

ゼットエンド
「あいつの『ココロ』をぶっ壊せ!!」

海斗
「.....」

重力で押さえつけられ動けないたくっちスノーを、海斗が何度も何度も殴る

たくっちスノーの体が再生するたび、海斗は拳を叩き込む

チヒロ
「たくっちスノーさん...」

black
「このままでは本当に奴の精神が...」

ザンシャイン
「...少年!目を覚ませ!君はあの人のヒーローなのだろう!?」

ゼットエンド
「無駄だザンシャイン!!この空間から出てくる戦士は俺が作り出したもの!」

ゼットエンド
「そこにあるガキは全ての記憶を取り除いた、俺の命令に従うだけの人形だ!!」

ザンシャイン
「貴様...!!」

black
「.....たくっちスノー、おい?聞こえるか?」

たくっちスノー
「はい、なんとか聞こえてますよblackさん」

black
「お前は、なにもしないつもりか?」

たくっちスノー
「はい、例え人形だったとしても、偽物にしても...海斗君を殺すなんて、死んでもやりませんよ」


「ですが、このままでは貴方が...!!」


たくっちスノー
「...海斗君、聞いてほしいんだ」

海斗
「...」

ゼットエンド
「奴に喋らせるな!首を絞めろ!!」

海斗
「...」

black
「あいつに絞められる首なんてない、外せ」

たくっちスノー
「はい」

たくっちスノーはどうにか頭を叩き、首を外す

black
「外野の事は心配するな、好きなだけ話せ」

たくっちスノー
「...うん、海斗君」

ゼットエンド
「させるかっ!!あいつを一気に...」

black
【少し黙ってもらおうか】パチーン!!

ドグシャッ....!!!

blackが足を強く床に叩きつけると、記憶の戦士達が瞬く間に全滅する


たくっちスノー
「あっ...!!」

ザンシャイン
「一瞬であれだけの数を...!?」

black
「言っただろ、心配するなと」

ゼットエンド
「何を...!!もう一度力を!!」

black
【!!】

グシャグシャ バキッ!!

ゼットエンド
「ギャアアアアアッ!!俺の腕が!!」

black-snowが右手を強く握りしめると、ゼットエンドの右腕がスクラップのように潰れる

black
「ついでだ、お前の力を逆利用する」




「うp主が力を使うなんて珍しいな」

black
「まあな、『後輩』の前くらいカッコつけたっていいだろ、ほら、話してみな」



たくっちスノー
「うん...ね、海斗君、アナザーの君には話したんだけどね、僕は...時空犯罪者だったんだ」

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