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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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*90*

black
「メタル、準備は良いか?」

ダメタル
「いつでも来い」

たくっちスノー
「あの、肩痛いんで早く...」

たくっちスノーはblackを肩車し、ダメタルと上下から時空の渦を潰そうとしていた

black
「はじっこってどこだよ」

たくっちスノー
「ブラックホールとかにくるくるしてる所あるでしょ?あれだよあれ」

ダメタル
「あそこ掴めるのか!?」

black
「やるしかない...とりゃあああああ」

ダメタル
「うおおおおおお!!」

blackとダメタルは渦を掴み、押し出していく!


「あんな無理矢理でいいのかよ」

チヒロ
「ガングさんって時空の穴どうやって防ぐんだろって思ってたけど...ああやってたんだ」

ガング
「いや、僕はセロテープで固定してたらいつの間にか直ってるんだよ」

亜区里
「それはそれでどうかと思うぞ...」

ダメタル
「ぐぬぬぬ...意外と硬い...」

black
「これで肩が脱臼したらお前のせいだからな」

たくっちスノー
「自分はblackさん乗せ続けて脱臼寸前ですけどね!」

black
「外れる肩がないだろ」

たくっちスノー
「あ、そうでした」

サビィ
「先輩、ファイト!後で湿布貼ってあげるっす!」

ダメタル
「腰を痛めるの前提なのか!」

black
「デェェェェェイッ!!」

ダメタル
「うおおおおおお!!」

二人が力を振り絞り、時空の渦を潰すように...

ビーン!!

その瞬間、木の影からビームが発射される

イクサー1
「危ない!」

black
「おっと」
たくっちスノー
「うぐえああああ!!」

blackはすかさず飛び降り、たくっちスノーを盾にする


ダメタル
「...くそっ、失敗か!」

キリマ
「どうしよう、もうクトゥルフ来ちゃった!?」

イクサー1
「...いえ、これは!」

ビームを防いだ後、遠くから凄まじいスピードで、人のような『モノ』が現れた

...その見た目は、今、側にいる...

イクサー3
「これ...お姉様!?顔が無いけど...」

ダメタル達を襲ったのは、紫の髪に赤のプロテクターを付けた、顔無しのイクサー1だった

...そして、木の幹からスピーカーが飛び出る

「このエリアは立ち入り禁止のはずだったんだがなぁ」

たくっちスノー
「...なんだ、あれは?」

「見たらわかるだろう、イクサーだよ」

たくっちスノー
「そうじゃない、クトゥルフの渦の事を言っているんだ」

「...なんでもいいだろう?」


「ここに来たが最後、死しかないんだならな!!」

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【次回予告】

たくっちスノー
「まさか、イクサー1さんのマガイモノをな...!!」

「さぁ、殺せ!!アグリー十元倶のソルジャー達よ!」

イクサー1
「彼女達が私から作られたというのであれば...私が彼女達の過ちを止めます」

イクサー1
「イクサー1として...クトゥルフの戦士(ソルジャー)として!」

次回、スーパーダメタル英雄嘆
【繁殖!!イクサー6】


たくっちスノー
「マガイモノキラーの力を貴方に」

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