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*91*
【第十五話】
『繁殖!!イクサー6』
たくっちスノー
「試練にしては、随分と不気味じゃないか」
「立ち入り禁止と言っただろう?来るのには早かったんだよ...まぁ、死んでくれるならありがたいが」
黒
「あれは...黄や縁のようなマガイモノとかいう奴か」
「そう...クトゥルフの成分を取り入れた宇宙のマガイモノ、名付けてイクサー6!」
イクサー3
「6?あたし達イクサーは3番までだよ、4と5はどうしたの?」
白
「え?4は居るじゃん、黒人で男性型の」
紺
「あの人はイクサーと関係ありませんから!」
たくっちスノー
「レシピ的に考えて1+2+3=6...って事だろう」
イクサー6
「.....」
たくっちスノー
「随分趣味の悪いマガイモノだな」
「お前だってそうだっただろう」
たくっちスノー
「まあね、否定はしないよ」
「ある意味では、アグリー十元倶でも最強だろう...」
イクサー3
「イクサー6っ!戦っちゃダメだよ!そいつ悪い奴なんだよ!」
イクサー6
「.....」
イクサー3の言葉にも耳を傾けず、イクサー6はイクサーソードを構える
イクサー3
「こらーっ!あたしはお前のお姉様なんだぞーっ!」
たくっちスノー
「成分使われてるしどっちかというと母な気もするけど」
「無駄だ、イクサー6に物事を考えるほどの思考はない...マガイモノメイカーである俺の操り人形だ、やれ!」
イクサー6
「.....」
イクサー3
「そんな...」
black
「マガイモノ、ということは...たくっちスノー」
たくっちスノー
「はい!【ノーザンクロス・ティー!!】」
たくっちスノーは魔方陣を描き、イクサー6を凍らせる
たくっちスノー
「マガイモノを殺せるのは、成分を吸収できる自分と、マガイモノキラーと呼ばれるものだけ...」
たくっちスノー
「同族殺しはイクサー1さんからしても自分としても嫌なんでね、こういう手を取らせてもらったよ」
イクサー3
「...大丈夫かな」
たくっちスノー
「冷やしただけだ...用が済めば解凍して、再教育させ立派なソルジャーに...」
「ふふふ...甘い!甘いぞたくっちスノー!偉大なるマガイモノの王が聞いて呆れる!」
たくっちスノー
「甘くて結構だ、痛いのは嫌なんでね」
「そうかい...なら嫌でも痛がらせてやろう!!」
ガサガサッ!!
紺
「大量のマガイモノ反応!」
たくっちスノー
「マガイモノ...?クトゥルフじゃなくて...?」
イクサー1
「まさか...」
「そう、そのまさかだっ!!」
草影、木の影、茂み...至るところから、先程のようなイクサー6が飛び出してくる
「ある男は言った...戦いは数だと!!」
【クトゥルフマガイモノ イクサー6軍団】