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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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【第十五話】
『繁殖!!イクサー6』

たくっちスノー
「試練にしては、随分と不気味じゃないか」

「立ち入り禁止と言っただろう?来るのには早かったんだよ...まぁ、死んでくれるならありがたいが」


「あれは...黄や縁のようなマガイモノとかいう奴か」

「そう...クトゥルフの成分を取り入れた宇宙のマガイモノ、名付けてイクサー6!」

イクサー3
「6?あたし達イクサーは3番までだよ、4と5はどうしたの?」


「え?4は居るじゃん、黒人で男性型の」


「あの人はイクサーと関係ありませんから!」

たくっちスノー
「レシピ的に考えて1+2+3=6...って事だろう」

イクサー6
「.....」


たくっちスノー
「随分趣味の悪いマガイモノだな」


「お前だってそうだっただろう」

たくっちスノー
「まあね、否定はしないよ」

「ある意味では、アグリー十元倶でも最強だろう...」

イクサー3
「イクサー6っ!戦っちゃダメだよ!そいつ悪い奴なんだよ!」

イクサー6
「.....」

イクサー3の言葉にも耳を傾けず、イクサー6はイクサーソードを構える

イクサー3
「こらーっ!あたしはお前のお姉様なんだぞーっ!」

たくっちスノー
「成分使われてるしどっちかというと母な気もするけど」

「無駄だ、イクサー6に物事を考えるほどの思考はない...マガイモノメイカーである俺の操り人形だ、やれ!」

イクサー6
「.....」

イクサー3
「そんな...」

black
「マガイモノ、ということは...たくっちスノー」

たくっちスノー
「はい!【ノーザンクロス・ティー!!】」

たくっちスノーは魔方陣を描き、イクサー6を凍らせる

たくっちスノー
「マガイモノを殺せるのは、成分を吸収できる自分と、マガイモノキラーと呼ばれるものだけ...」

たくっちスノー
「同族殺しはイクサー1さんからしても自分としても嫌なんでね、こういう手を取らせてもらったよ」

イクサー3
「...大丈夫かな」

たくっちスノー
「冷やしただけだ...用が済めば解凍して、再教育させ立派なソルジャーに...」

「ふふふ...甘い!甘いぞたくっちスノー!偉大なるマガイモノの王が聞いて呆れる!」

たくっちスノー
「甘くて結構だ、痛いのは嫌なんでね」

「そうかい...なら嫌でも痛がらせてやろう!!」

ガサガサッ!!



「大量のマガイモノ反応!」

たくっちスノー
「マガイモノ...?クトゥルフじゃなくて...?」



イクサー1
「まさか...」

「そう、そのまさかだっ!!」


草影、木の影、茂み...至るところから、先程のようなイクサー6が飛び出してくる


「ある男は言った...戦いは数だと!!」

【クトゥルフマガイモノ イクサー6軍団】

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