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*50*
ダメタル達はネオコロニーの酒場で食事を取りながら、解決策を練っていた
ダメタル
「さっきのパイロットの様子からして、考えをあっさり改めてくれるわけもないよな」
たくっちスノー
「そうだね...」
白
「サン・ダーンとダンガンオーって実際どうなの?評判は」
たくっちスノー
「さっきも言ったけど五分五分、例えるなら毎週サン・ダーン見てるけどダンガンオーのDVDを買ってますって人が居る、その逆もね」
black
「どっちも面白いならどっちも見たい...子供は贅沢を求めるからな」
ゾンビ娘
「昔の黒と白もそんな感じだったもんな」
黒
「私はそこまでうp主にねだったことはない、どっちかというと白だろ」
白
「出来れば数年早く紺に会いたかった」
紺
「ボクにタカるのやめてくれません!?」
ダメタル
「難しいな...」
ダメタルが頭を抱えていると、プラモデルで出来たマスターが近寄ってくる
「よぅ旦那ぁ、あんたダンガンオーとサン・ダーンの話してるのかい」
ダメタル
「ああ、あいつらはよくここで飲んでたと言うが」
「ああ、昨日もここに来て食事を取ってたよ、パイロットには秘密にってね」
イクサー1
「パイロットには秘密...一体何故?」
「なんか、裏切られたような気持ちになるからだって」
黒
「裏切る...?話がつかめない」
「...ああ!メタルポリタンじゃないか、ならネオコロニーの事を知らなくて当然か」
ダメタル
「...」
「いいか?あのパイロットの二人は他に友達も頼る人もいないんだ』
ダメタル
「何故だ?」
「見りゃ分かるだろ、放送が始まった時から喧嘩ばかりで、こっちにもアレが一番だこれは一番だと巻き込んで、正直迷惑なんだよなぁ」
ダメタル
「なるほど...仲直りより改心の線で行った方がいいかもしれないな」
「改心?サン・ダーン達に頼まれたんでしょうけど、無駄ですぜ旦那、俺たちの話は聞かないし、銀河連邦っていう警察みたいな奴が補導しようとしたんすけど、無駄でしたんよ...二人はバラバラに出ていきましたが両方こう言ってた」
「ネオコロニーは俺たち人気アニメに嫉妬してるんだって」
たくっちスノー
「嫉妬...ねぇ」
イクサー1
「...寂しがり故に、出た言葉でしょうか」
ダメタル
「というと?」
イクサー1
「聞いたことがあるのですが、深く嫉妬をする生き物は、相手もまた自分を嫉妬しているのだと思い込む性質があるといいます」
ダメタル
「なるほど...嫉妬、か。」
黒
「..いい方法が思い付いた、コンテナに集まろう」
たくっちスノー
「本当か!?」
...『クスクス』
菖蒲
「ん?」
黒
「おい、菖蒲...何ボーッとしてる」
菖蒲
「いや、なんか天井から笑い声がしたんだよ」
黒
「そんなもの気のせいだ、さっさと行くぞ」
菖蒲
「あ、ああ...?」
『くすくす』