完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*51*
コンテナに戻り、黒は紺に用意されたホワイトボードに作戦を書く
黒
「作戦はこうだ、最初はいつものようにサン・ダーンとダンガンオーが戦う」
黒
「だがしかし、途中から謎のロボットが現れ二機をあっという間に倒す」
黒
「謎のロボットはパイロットを狙うがサン・ダーン達が再起動し、それぞれ別のパイロットを庇う」
黒
「そして最後には力を合わせ蹴散らす...と、ベタだがこれでいいか?」
サン・ダーン
「なるほど...これなら上手くいくかもしれない!」
たくっちスノー
「ピンチになれば、彼らも考えを変えてくれるかな」
ゾンビ娘
「そこまで都合よく行くものか?」
黒
「ここまでやって考えを改めないのであれば更生不可能だ、見捨ててしまえ」
イクサー1
「それは流石に...」
ダンガンオー
「...いや、そうだな、銀河連邦に言われても知らん顔では、俺たちも擁護出来ない」
サン・ダーン
「新アニメだからってチヤホヤされて、生意気になって...今までお世話になって皆への恩義も無くなって...」
ダメタル
「それでいいのか?」
ダンガンオー
「ああ、これは最後の『賭け』でもある、仲良く二つの最終回を観る為の...最後のな」
ダメタル
「そうか...それなら、俺たちが口を挟むこともない」
黒
「決定だ、準備はしておくから備えておけ」
白
「ところで謎のロボットってどうやって用意するの?」
黒
「それは...まぁ、なんとかするさ」
たくっちスノー
「自分の変身は五分しか持たないぞ」
黒
「ぐ...メタルポリタン、お前ロボットとかないのか?」
ダメタル
「そんなものは売られてない」
black
「イクサーロボっていうのあったはずだが...」
たくっちスノー
「自分とシンクロして使えない?」
イクサー1
「いいえ...流石にあなたでは...」
たくっちスノー
「むー、ダメか...」
ゾンビ娘
「おいおい、肝心なところを決めてないのか」
black
「まるでダストヒューマンの作品みたいだ」
ロストメイドウィン
「唐突に俺をディスるな」
その時。
『じゃあ、あたしがやってあげよっか?』
たくっちスノー
「ん!?」
菖蒲
「天井から...あの声だ!聞き間違いじゃなかったのか!」
ダメタル
「誰だ!どこに隠れている!」
イクサー1
「この声は...間違いありません、出てきなさい!」
たくっちスノー
「おーい!居るのは分かってるんだぞ!」
『わかったよー、もうしょうがないなぁ』
そう言って、光に近い速度で少女が降り立つ
たくっちスノー
「ビンゴ!やっぱりお前か銀髪!」
イクサー1
「やはり貴女でしたか...イクサー3!」
イクサー3
「えっへへ!やっと合流出来たね、お姉様!」
ダメタル
「あいつにも妹が居たのか...」
たくっちスノー
「イクサー3さんまで居るとはね...いつから居たの?」
イクサー3
「えっとねー、第三話の最後くらいから」
たくっちスノー
「自分がイクサー1さんと出会った頃!?」
イクサー3
「うん、その頃からお姉様達を見つけていて、定期的に覗いてたんだけど...中々名乗り出るタイミングが見つからなくて...えへへ」
black
「わりとチャンスはあったと思うがな...」
白
「それで、今になって名乗りあげたってことはさ」
イクサー3
「うん!その大役、あたしが引き受けるよ!」
たくっちスノー
「なるほどな...良いですかね1さん」
イクサー1
「ええ」
サン・ダーン
「...だ、大丈夫なのかい?」
たくっちスノー
「ああ!パワーは姉にも引けを取らない!」
イクサー1
「一週間後にまたここに来ること、遅刻しないように...良いですね?」
イクサー3
「はい、お姉様!」