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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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*89*

イクサー1
「はっ!」ズバッ!

ザンシャイン
「シャイニーナックルッ!」

たくっちスノー
「アトミックパンチ!」

クトゥルフ
「オオ...!!」

技を受けたクトゥルフ達はバラバラになり鉄の塊が落ちる

イクサー3
「な、なにこれぇ!?」

ダメタル
「恐らくだが...ここのクトゥルフはエリア内のオモチャに寄生している」

イクサー1
「メタルの世界の玩具は、命を持っている...クトゥルフが寄生しても、おかしくはありません」

たくっちスノー
「妙に数が多いと思ったら...」

カァオッ!!カァオッ!!

バババババババ

どれだけクトゥルフ玩具を潰しても、草むらから次々と沸いてくる


「くそっ...数が多すぎる、三桁どころか四桁は居るんじゃないのか」

菖蒲
「この勢いじゃこちらも押されるぞ」


「そういえばクトゥルフってどこから来てるんだろうね」

たくっちスノー
「...考えられるのは、特定の場所に時空の渦を作り出して、そこから送り込むとか」

black
「まさかとは思うが、その渦の出口ってここじゃないだろうな」

たくっちスノー
「規模的にそうだろう...だから、渦を防ぐ必要がある、ここは逃げて、渦を探そう!」

ゾンビ娘
「アテはあるのか?闇雲に逃げても捕まるだけだぞ」

たくっちスノー
「時空の旅人なめんなよ!...まずは東の方角!」

亜区里
「ウールヴィア、突撃!」

ウールヴィア
「ええええーー!?」

ガング
「ウールヴィアを雑に扱いすぎじゃない?」

亜区里
「怪獣なんだからメチャクチャさせてナンボだろう」

...

ドドドド ガサッガサッ

ウールヴィアを先頭にダメタル達は森林を抜けていく

たくっちスノー
「そこを右に曲がって!」

ウールヴィア
「わ、分かった!」


「本当にここで良いんですか?」

たくっちスノー
「何かあったら自分をボコれ!」

ウールヴィア
「...何か見えてきたよ!」

亜区里
「よし、突っ込め!」

茂みの奥には...巨大な渦が空間に漂っており、渦の中からクトゥルフが飛び出していた


「本当にあったのか...」

たくっちスノー
「自分も度々使っていたから、感じ取る事が出来るようになったんだ」

black
「で?こいつをどうやって閉じるんだ?」

たくっちスノー
「渦のはしっこを掴んで無理矢理押し込めば...」


「そんな大雑把でいいんですか!?」

たくっちスノー
「自分が旅するとき、大体そんな感じだし...」

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