完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*119*
...
「おい、起きろ」
たくっちスノー
「ううん...?」
black
「おい、さっさと起きろ」
たくっちスノー
「はいっ!!...あれ、blackさん?」
ダメタル
「うっ...ここは?」
black
「あの空間の一歩手前だ」
たくっちスノー
「えっ!?」
気が付くとたくっちスノー達は、ゼットエンドの居た空間に繋がる扉の前で倒れていた
開きっぱなしの扉に空間は無く、奥の廊下を写す
ザンシャイン
「これは一体...ゼットエンドはどうなった!?」
black
「ああ、死んだよ」
イクサー3
「えっ!?ど、どうやって?」
black
「空間ごと奴をスクラップにしてやった」
ゾンビ娘
「待てや」
black
「奴にはあれくらいやるのがちょうどいいだろ」
ゾンビ娘
「そうじゃない、お前の言う通りならあの空間もろとも私達も潰れているだろ」
black
「それに関しては心配いらん、ちゃんと全員分のふっかつのじゅもん唱えておいたから」
サビィ
「えっ、脱出させたとかそういうのじゃないの!?実際に死んだの!?」
ダメタル
「一回死んで生き返るってこういう感じなのか...」
black
「まぁ、奴は倒せたんだし結果的にオーライで...うっ」
blackは立ち上がろうとするが、体がふらつき壁にもたれる
black
「うっ...数百年ぶりに本気を出したから体が脆くなってきたか」
白
「大丈夫?」
black
「大丈夫、冷えピタ貼ったらすぐ治るから」
ダメタル
「black-snow...たくっちスノー以上に、不思議な男だ」
たくっちスノー
「そりゃそうだよ、あの人自分より強いんだから」
たくっちスノー
「自分より強いひとは時空に沢山いるけど、皆変人だからね」
ダメタル
「あんなのがまだ沢山いるのか...勘弁してくれ」
黒
「だが、なんだかんだで十元倶を半分も倒したのか」
紺
「ですが...残りの五人の中には、あの石動さんが...」
たくっちスノー
「石動のことは自分も考えるとして...さ、別のエリア行こう」
ガング
「ティー君...」
たくっちスノー
「ガング君...ごめんね、ダサい所見せちゃって」
ガング
「ううん、あの海斗という少年...いいオモチャになりそうだなーって」
たくっちスノー
「...ははは!ガング君はブレなくて安心するよ!」
亜区里
「貴様...あれだけのピンチのなか、ずっとオモチャの事しか考えてなかったのか」
ガング
「皆オモチャにしか見えないんだもん」
black
「全く、これだからお前の友人は...」
...
イクサー1
「たくっちスノーさん」
たくっちスノー
「どうしたの?」
イクサー1
「何故貴方は...彼がゼットエンドを殺すのを止めたのですか?」
たくっちスノー
「...貴方がそんなことを言うなんて」
イクサー1
「殺すことに躊躇いがあることは私にも分かります、ただ...あの時の貴方の顔は、そんな風には見えなかった...一体何故?」
たくっちスノー
「何故...ですか、これは不死身であるが故の考えだと思うんですけど」
『一回死んだだけで許されるなんて...そんなの嫌でさ』
『多分、blackさんが手っ取り早い方法を使っていなかったら...ゼットエンドの心を壊していたかもしれないです』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次回予告】
富男
「半分やられただと!?」
石動
「はっはっは...やるねぇ!」
富男
「どいつもこいつも、役立たずばかりじゃないか!」
石動
「俺に愚痴られてもしょうがないだろ」
富男
「どうしてだ...どうして、亜区里逆間に勝てないんだ!!」
石動
「...ああそうだ!いい方法があるぜ?」
次回、スーパーダメタル英雄嘆
【心の無い紛い物】
石動
「全て筋書き通りだ」