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スーパーダメタル英雄嘆(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 154ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ダメタル英雄嘆 オモチャ 
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【第十話】
『オモチャの溜まり場~ようこそアグリー美術館へ~』

...

「...君!」

たくっちスノー
「う、うーん...成功、したのかな?」

「ティー君!!」

たくっちスノー
「はっ!!」

たくっちスノーが目を開けると、目の前にはガングの姿が

たくっちスノー
「あれ、ガング君?」

black
「やっと目を覚ましたか」

菖蒲
「お前一人だけ結構寝てたぞ」

イクサー3
「どれだけ叩いても起きないから死んじゃったのかと思ったよ」

たくっちスノー
「ごめんごめん...」

亜区里
「しっかりしろ、それでも神か?」

チヒロ
「ん...」

たくっちスノー
「あれ?なんで社長も...てか、なんで僕の事まで」

亜区里
「メタルポリタンから聞いた、お前が起きるまでに話す時間が余るほどあった」


たくっちスノー
「どんだけ寝てたの自分...あ、そうだ!!メタルの世界は!!」

ダメタル
「亜区里氏によれば、デパートが全焼してしまったという、逃げ遅れたオモチャはもう...」

たくっちスノー
「そんな...一刻も早くリアルワールドで情報を...」

たくっちスノーは辺りを見渡す、木と、ガラスで出来た...謎の空間

目の前には、大きな扉のみ


たくっちスノー
「あれ...ここ、どこ?」

ゾンビ娘
「今頃気付いたのかよ!」

たくっちスノー
「ま、まさか...失敗したのか!?」

イクサー1
「いえ、ワープ自体は上手くいったと思われます、しかしその後にまた...」

ガング
「まとめて送られたって感じかな、亜区里社長や僕もそんな感じだし」

亜区里
「それも、選別しているわけではない...見ろ」

亜区里が指差す所から、次々と人間が現れていく


たくっちスノー
「リアルワールドの人間が皆ここに送られている...!?」


「そのようですね、このエリアの人工がどんどん増えてきてます」

サビィ
「どりゃーっ!!ダメっす先輩、この扉固いっす...」

亜区里
「ウールヴィア、もっと気合いをいれろ」

ドンッ!!

ウールヴィア
「無茶言わないで、これでも一生懸命だよ!」


「くそっ、一生閉じ込められたままなんてごめんだ...どうにか方法を考えなくては」

その瞬間、エリアの木の部分が変形しマイクが現れ、アナウンスが響く

「ウェームカム!ようこそアグリーおもちゃ美術館へ!!」

ゾンビ娘
「何!?」

たくっちスノー
「アグリーおもちゃ美術館...!?」

亜区里
「...待て!!ワシはそんなもの知らんぞ!!誰だ!勝手に亜区里の名字を使った奴は!!」

「まぁ落ち着けよ老いぼれ、あんたとの話は後だ」


たくっちスノー
「...お前は、誰だ?」

「俺が誰かなんてどうでもいいだろう、メイドウィン」

たくっちスノー
「...」

「さぁて!お客様にはまず、アグリー美術館の説明をしたいと思います!」

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