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いっきに更新かぁ・・・・私もしたいけど今日習い事かあるからな・・・それまで頑張る!どうぞー!!
***
「はやいなぁ・・・どうして感知が素早いのかな」
闇の奥から、聞き取りにくい声でそう言ったのが聞こえた。
「貴方は誰。妖界を乗っ取って、どうするつもりなの!?」
ルナが、手刀を構えながら叫んだ。
「そう早まらないでって。俺?俺はセレスト・べディア。簡単に言うと大公よい強いってトコかな」
カラカラろ笑いながら発せられたその言葉に、ルナたちは良きを呑んだ。
「妖界を乗っ取った理由はね・・・魔界が消えたのを知ったから。
魔界が消えたってことは、魔王が消えたってことだろ?
新しい魔界を作るのには、この妖界って最適なワケ。魔界が作れれば・・・俺は新しい魔王になれる」
「ふざけ・・・・」
ルナの震えた声が聞こえる。
「ふざけないで!!」
ルナの銀色の髪と髪の間から、燃えるような赤い眼がべディアを睨みつける。
それは恐怖をそそる以外の何者でもなく。
「ルナ・・・」
タイはそんなルナをただ見つめていることしか出来なかった。
「ぜったい・・・・許さない・・・!皆を危険にさらしてまで王に鳴りたいなんて・・・そんな勝手なこと、許されるはずがない!
臨・兵・闘・者・階・陣・烈・在・前!」
ルナの攻撃が始まる。
それが合図になったように、ルナの気迫に押されていたマテリアルたちも我に戻り、攻撃を開始する。
「降霊剣」
タイは一振りの霊剣を構え、べディアを見据え。
マテリアルたちの攻撃が途絶えたその瞬間、走り出した。
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