完結小説図書館
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*42*
見たよっ!なんか詩織☆の小説大変なことになっている・・・・汗
こっちも頑張るょ〜
そいゃ、月流はホント、大丈夫なのか?・・・・
+++
「ふ、ふうり!?一体どうしたの!」
『緊急事態なの、ルナ!』
相変わらず、慌てきっているふうりをタイが一言で落ち着かせる。
「それで・・・?緊急事態って」
タイが落ち着いた声で、ふうりにたずねる。
『そ、それが・・・・・っ』
ふうりはパニックになりながらも、ルナたちに全てを話す。
その内容を聞いている間に、ルナたちの顔は蒼白になっていった。
「そ、そんな・・・妖界が・・・・っ!」
『助けてルナ、タイ!!今も外にアイツらがいる・・・・・』
ザザザ・・・・というノイズのような音とともに、その霧は消えうせ、あとには呆然としたルナたちが残された。
ふうりから聞いた話によると・・・・
どうやら、妖界が悪魔に浸食されているらしいのだ。
どうやって悪魔が妖界へ行ったのだろうか。
疑問はそこからだが、のんびり考えている暇もない。
「・・・・タイくん、ウィンドミルにいこう!」
「言われなくても」
二人は走り出した。
カラン!!
と激しくドアのベルがなり、中にいたルナとタイの仲間たちは、一斉にこちらに振り返る。
ルナはぐるりと中を見回し、いつものメンバーのうち、サーヤ・レイヤ・ユウヤ・徹平・志穂・魔梨・陸が集まっていることを確認する。
が、はたとその動きを止めた。
「あ、あれ・・・・?確か、お店、閉まっていた気が・・・・」
そこには、サーヤたちと話す雪成の姿。
そう、ルナたちとは面識がない。
ルナはマテリアルや妖怪とは一切全く関係のない部外者、一般人だと思ったのだろうか。「うー」「あー」とうなっている。
「ルナちゃん、ど、どうしたの?」
「い、あの、あのね、サーヤちゃん」
ルナは部外者(だと思い込んでいる)である雪成に聞かれないように、サーヤに耳打ちをした。
「ちょっと、問題が起きたの」
「マテリアルとか妖怪関係?」
「・・・そう」
ルナが答えると、サーヤは「そっか」といい、
「じゃあ、雪成さんに話しても大丈夫だよ、ルナちゃん」
その言葉に、ルナとタイは、「?」という顔をした。
数分後、ルナとタイは雪成と打ち解け、早速問題について話し始めた。
「・・・・・妖界なんて・・・・あるんだな」
雪成が、しみじみ(?)とした顔で言う。
「はい。・・・・それで、悪魔に浸食されているみたいで・・・・どうしよう」
ルナはあたふたとするが、タイの声でまるで先ほどのふうりのように落ち着いた。
「これは、皆で考えたほうがいいな」
徹平が珍しく意見を言い、この場にいる全員が賛成をした。
というわけで、サーヤは即座に携帯を取り出し、集合旨のメールをマテリアルたちに一斉送信する。もちろん、霧亜にも伝えてくれと。
そしてマテリアルとルナ、タイ、霧亜、ゆのり、元マテリアルの雪成・圭吾・伊吹による話し合いが始まった。
+++
誰もこねぇ・・・・