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魔法がある学校 END
作者: 挫折のでぃー  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: 魔法 学校 
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*12*

そして… 放課後の生徒会室

紅淫「…おい?僕の居ない間にずいぶん生徒会も偉くなった?
   お前誰だ?」

生徒会室には紅淫のほかに男子と女子が二人いた
二人少し顔が似ている 
するとその女子のほうから紅淫に声をかけた

風麗「千里 風麗(せんり ふうら)よ?
   こっちが弟の」

戒陰「千里 戒陰(せんり かいん)だっ
   お前が生徒会を占領していると聞いた」

風麗「僕は一応生徒会に入ってるから、様子を見にきたんだ」

紅淫「へー…っで?なに?お説教?」

戒陰「おい、敬語を使え!」

紅淫「あー、はいはいー一応先輩ですしねー…
   で?なんでしょうか?」

風麗「できれば、占領しないでほしんだけど…」

紅淫「できれば?できませーん」

戒陰「おい!てめぇ!」

と戒陰が切れそうになったが姉の風麗が戒陰の前に腕を
伸ばし止めた

風麗「戒陰、抑えて…ここの部屋が使えないと
   色々と面倒なのよ?わかってくれるかしら?」

紅淫は生徒会長と書いてある、椅子に座り「うーん」と言いながら
何かひらめいた

紅淫「まぁいいでしょう♪それでは分かち合いの握手を」

と紅淫は手を風麗にの方に持っていこうとすると

戒陰「おいっ!姉さんに触れるなっ!」

と言って戒陰が怒鳴ったすると

風麗「戒陰?最後まで僕にやらして?ね?」

そうすると戒陰は「ごめん姉さん」とぼそっと言い
風麗は紅淫と握手した、そのとき

紅淫「案外、先輩って存在ってウザイです♪」

風麗「えっ?」

その紅淫はそのとき風麗の手を思いっきり握り
風麗は一瞬でぼーっとした顔になった

戒陰「おい…姉さん!姉さん?おい!姉さんに何をした?」

紅淫「…僕の魔法は、幻覚を見せる魔法…わかるかなこの意味?」

戒陰「なにが言いたいんだ!?」

紅淫「おー怖い怖い、まぁ簡単に言うと今この先輩に幻覚を
   見せてる… 今の幻覚は美しい物に見とれている幻覚だ
   この幻覚を僕は変える事ができる…絶望に満ちた幻覚になっ!」

戒陰「…そういうことか…どうすれば姉さんは返してくれるんだ?」

紅淫「ハハハッ、まぁ?今度からいちいち生徒会室に
   こなくしてくれたらいいよ?僕の自由にして欲しいんでね?」

戒陰「わっわかっ…」

ドンッ!

そのとき生徒会室のドアが開き、そこには楽と仁香の姿があった

楽「おい!そんな条件のまなくてもいい!」



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