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魔法がある学校 END
作者: 挫折のでぃー  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: 魔法 学校 
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*23*

紅淫は泣いた
そのとき紅淫の魔法が爆発したように
光ったそして、周りが白くなった
その白い世界には、楽もまきぞえくらったかのようにいた


紅淫「…なんだここは?」

紫暮「貴方は、無意識に魔法をここにいる、三人に幻覚を使ってるのよ?自分を含む三人に…」

楽「だから今ここには、私を含む三人しかいないのか…
  しかしさっきの黒い空間にとは違い真っ白だな…」

紅淫「なんだよ…結局何をしたいんだ…?」

そして紫暮が息を吸って言った

紫暮「貴方は昔いじめられていたわね?」

紅淫の体が反応したよ様にびくっとなった
そうするとその白い空間に描かれるように
紅淫がいじめられている、ような物が現れた

紅淫「おい…なんだよこれ…昔の僕じゃないか…」

楽「なっなんだこれ」

紫暮「貴方は昔いじめられていた…
   そして貴方は魔法使い、復讐した…そうじゃないの?」

紫暮がそう言うように、白い世界では紫暮言ったように
紅淫が復讐しているのが描かれる

紅淫「それはそうさ!いじめられても誰も助けようとしない!
   そうなると、誰でも復讐という汚れた道に行くさ!」

紫暮「でもそれは、本当に復讐したのかしら?」

紅淫「はぁ?何を言ってるんだ?」

紫暮「復讐は、していないわよ?
   全部貴方の幻覚よ?幻覚の自分は復讐しているように見えるだけ   で、実際何もしていなわ、
   タダの自己満足しか貴方はしていないわ…」

そう言うと真っ白な世界は暗くなった

紅淫「うっ嘘だろ?自己満足?何を言ってるんだ?」

紫暮「貴方は自分の魔法を頼り過ぎて、気づいていなかったのよ?」

紅淫「やめろ、もう何も聞きたくない」

紫暮「貴方は、魔法で自分を作り上げてしまった結果が
   こうなったのよ?『魔法が自分』の存在なのよ」

紅淫はその場で膝をつき、自分の過去を振り返った
いじられていたことや、復讐したことを、そうすると
黒い世界は自然と屋上にもどっていった…


紅淫は泣いていた
そして耳元で紫暮が囁いた

紫暮「魔法を使うず、新しい自分を見つけなさい?」

そう言って紫暮は屋上から消える様に帰った
楽と紅淫が残されたようになった、

楽「過去に色々あったんだな…
  魔法に溺れていたんだな…」

と帰る楽に

紅淫「…お…い…」

楽「…なんだ?」

紅淫「今の僕はどっどうみ…見えてる?」

楽「…何も知らない赤ん坊って所だな…」

紅淫「そうか…」

そう言うと楽は仁香のいる生徒会室に行き
楽と仁香の帰り道

仁香「いやー、大丈夫?楽ちゃん」

楽「すっごい頭が痛い、あとお腹もいて…
  まぁ寝たら回復するわ…」

仁香「なにそのRPG脳!?まぁそうなら言いけど
   結局、紅淫君どうなるの?」

楽「知らん、まぁもうあんなアホなことしねぇだろ」

仁香「そうなの?」

そういうと楽の家につき

楽「んじゃなー」

と言い楽は家に帰った

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