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*121*
数日後
ガイキング
「渚、お前SNS始めたんだな、フォローしておいたぞ」
渚
「フォロー?」
ガイキング
「フォローっていうのはアカウントに対するお気に入りみたいなものなんだ、してくれた人をフォロワーとも言うな」
渚
「へー、じゃあガイキングのアカウントもフォローしとくわね」
ガイキング
「ありがとう」
イクサー1
「渚...あの...」
渚
「どうかしたの、イクサー1」
イクサー1
「私のスマートフォンが変で...通知が止まりませんの」
ガイキング
「うわっ、数十人が一気にいいねしてんじゃねーか」
渚
「『おはようございます』だけで128もいいね貰ってる...流石イクサー1...」
イクサー1
「...あら?どうやらイクサー2もやっているみたいですね」
渚
「えっ嘘、あいつが!?」
イクサー1
「私の呟きを全部リツイートしてます」
ガイキング
「ストーカーかな?」
渚
「イクサー3はやってないの?」
イクサー1
「これかと思われます」スッ
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【イクサー3】
@daibouken
なんかお姉様のクラスメートが駄菓子屋のアイス売場に足入れてた
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ガイキング
「おい待て、これ洒落にならないぞ」
渚
「足入れてたって何よ」
ゴーショーグン
「た、大変だ、大変だ皆!!鋼鉄ジーグが炎上した!」
イクサー1
「炎上!?すぐにバケツとホースを...」
ゴーショーグン
「違う違う!物理的な炎上じゃなくてアカウント!」
渚
「どういうこと?」
ガイキング
「たまーにSNSでバカな行為をしている瞬間を張り付けたりする奴がいるんだよ」
イクサー1
「なぜ?」
ガイキング
「さあ?目立ちたいからとか?」
渚
「でも、そんなことしたら...」
ガイキング
「ああ、そりゃ叩かれるな、人生終わる」
渚
「人生終わる!?」
ガイキング
「ああ、今後の就職や進学にまで影響が出てくるぞ?」
渚
「.....」
たくっちスノー
【ネットに投稿した内容は消すことは出来ないから気を付けてよ】
渚
「あれってああいうことだったんだ...」
ガイキング
「ジーグの奴、やべーことになってるだろうな...」
イクサー1
「そういえば彼は?」
ガイキング
「そういえば学校に来てないな...放課後に調べてみるか?」
渚
「う、うん...」