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*2*
アクセル
「で、なんでウチに来たんだ?」
渚
「ダメでした?」
アクセル
「いやー、校長が許可したんだし別に良いとは思うが、物好きだなって思った」
アクセル
「特に2-Aはヤンチャな奴ばっかりで大変なんだな、これが...ちょっと待っててね」
アクセルは渚達を戸の近くに待機し教室の中へ入っていく
「お、おい先生!転校生って、いつ...!」
アクセル
「あー静かに、そのうち来るからまず挨拶だ!」
「起立!」ガタタッ
「礼」
アクセル
「おはようございマスターガンダ...」
「くだらねぇ洒落はやめろ!」
アクセル
「あーもう、結構自信あったがダメか...はい!今日は皆さんお待ちかねの...転校生!それも女二人がやってくる日だ!」
「うおおおおおおおおおおお!!!」
「ビルドアァァァァップ!!」
「ガイヤァァァァァァァァ!!!」
アクセル
「るっせぇ!...はい、どうぞ」
ガラガラ
渚
「ほんとにうるさい...」
イクサー1
「耳がキンキンします」
「女...!?」
「女っていうか...」
「「「人間!!?」」」
イクサー1
「厳密には私は人造人間です」
ざわ...ざわ...
渚
(うわぁ...視線が重い、やっぱりロボットの学校は無茶だったかな?)
「...アリじゃね?」
渚
「えっ」
「人間でもこんなに美人なら、別に良くないか!?」
「よっしゃあああああ!!!」
「いけるな!!うん!!」
「おおおおおおおおおお!!」
イクサー1
「...?」
渚
(なるほど...ロボットとはいえ、中身は男子高校生と何も変わんないのね)
呆然とするイクサー1と、陰で納得する渚...そんな二人に、アクセルはそっと呟く
アクセル
「良かったじゃん、受け入れられて...ほら、自己紹介!」
渚
「あ、はい...渚です、加納渚。」
アクセル
「えーと、加藤の加に、滞納の納?」
渚
「あ、はい」
イクサー1
「イクサー1です」
「どこに住んでたの?」
渚
「え?えーと...近畿地方とかその辺に」
イクサー1
「宇宙?」
渚
「なんで疑問系なの」
イクサー1
「惑星とか、そういうものを聞いてるのでしょうか?」
渚
「...」
アクセル
「まあいいか、空いてる席は...ガイキングの隣と、ジーグの隣だな」
鋼鉄ジーグ
「おー、俺金髪の方がいいな」
ガイキング
「お前が選んでどうすんだよ...」
アクセル
「あ、どっちもリメイク系の方だ」
イクサー1
「リメイク?」
アクセル
「つまり...」
【ガイキング(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU)】
【鋼鉄ジーグ(鋼鉄神ジーグ)】
アクセル
「ってこと」
イクサー1
「???」