完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~
*21*
渚
「で、その三人がなんで私を?」
D-1
「いいから来て、こっち」
渚
「ちょ、ちょっと!」
ドラグナー達は渚を引っ張り、店から連れ出す
「お会計900円になります」
ガイキング
「はいどーも...待てよ!」
...
ドラグナーは喫茶店の近くのツリーハウスまで渚を案内する
鋼鉄ジーグ
「お、連れてきたか?」
渚
「あれ、あんた確か...鋼鉄ジーグ?」
鋼鉄ジーグ
「おう!ここ俺の家だからな!」
ガイキング
「第二の、な」
渚
「え?」
D-1
「初代ジーグが厳しい人らしくてな、こいつよくここに逃げるんだよ」
鋼鉄ジーグ
「手加減しねーんだもん親父のやつ」
D-2
「まあいいだろ、入れ入れ」
渚
「お、お邪魔します」
ガイキング
「俺も入って良いか?」
鋼鉄ジーグ
「好きにしな!」
...
渚
「イクサー1の好みを知りたい!?」
鋼鉄ジーグ
「そうなんだよ!!お前、イクサー1と一番仲が良いだろ?」
D-1
「だから何か知ってるんじゃないかって」
渚
「ま、まぁ...そうね、確かにそうかもしれない」
渚
「けど、私でもイクサー1のプライベートな事は知らないって...付き合いが長いって言っても相方的な意味だし」
ガイキング
「え?でも一緒の家で過ごしてるんだろ?」
鋼鉄ジーグ
「!?」ガタッ
D-1
「!!?」ガガタッ
D-2
「座れ」
渚
「あ、でも...確かイクサー1って...」
鋼鉄ジーグ
「何か知ってるのか!?」
渚
「地球での出来事なんだけど...前にクリーチャーみたいなのに食われそうになったとき...」
ガイキング
「前提がおかしくないか」
...
渚
「助けてーっ!!イクサー1っ!!」
イクサー1
「...Zzz」
渚
「イクサー1っ!!なんで来ないのっ!!」
イクサー1
「Zzz...」
...
ガイキング
「なるほど、寝ると中々起きないのか」
渚
「あの時は死ぬかと思ったわ」
D-3
「よく生きてたな」
渚
「ギャグ補正でなんとかなった...てか、初日にバタバタしたのだってイクサー1が寝坊したから...」
D-2
「で、その時っていつ起きた?」
渚
「近くを見てみたら【起こさないでね v】ってめくり台があってムカついたから千切ってハリセンにして叩き起こした」
鋼鉄ジーグ
「お、おう...」
渚
「絶対宇宙でも玉座に座りながら爆睡とかしてるって絶対、寝息は立てないけど絶対寝てる」
ガイキング
「お前、本人がいないからって好き放題言うな...」