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*37*
【第七話】
『ロボットだってお肉を食べたい』
研究室にて
リーン
「えー!?バーベキュー!?行きたい行きたい俺も行きたいー!! 」バタバタ
シャープ
「なんで貴方が行きたがるんですか!」
ジーク
「校長のくせに」
セーラ
「というか、貴方はここを離れちゃいけないんですよ!シルバリオンプロジェクトの責任者なんですから!」
たくっちスノー
「そんなに肉食べたいの?」
リーン
「羨ましい~!!ロボットが肉や野菜食べるなんて~!!」
ジーク
「お前だってアンドロイドだろ」
たくっちスノー
「はぁ...まったくこの人は」
リーン
「...そうだ!!ここから出ないでバーベキュー出来る装置作ろう!」
ジーク
「おい、こいつはバカなのか?」
たくっちスノー
「悪い奴ではないんだけど、願望を満たすためなら手段は選ばないからなぁ」
セーラ
「どうしてメイドウィンってああいうのばっかりなんでしょう...」
リーン
「ねぇ!さっきのバーニング何とかってフュージョンアーマー付けてよ!」
たくっちスノー
「シルバリオンの鎧は焼き肉には使えません!!」
シャープ
「はぁ...こんな調子で大丈夫なのかな、シルバリオン」
...
そして、一週間後...
ガイキング
「よっしゃー!!バーベキューだー!!」
渚
「ドラグナー達はダイモスは来られなくて残念」
ゴーショーグン
「ドラグナー三人衆はテストの成績が悪くて補習、ダイモスは空手部の遠征だからしょうがないさ」
鋼鉄ジーグ
「へへへ、この日のためにボディ新調してきたぜ!胃がでかい奴!」
渚
「胃って...ロボットでも肉を沢山食べたいと思ったりするのね」
ゴーショーグン
「今時、オイルやガソリンを穴に流し込むのは時代遅れだからな」
渚
「へー」
「はいはい、どうせ俺は時代遅れですようだい!」
渚たちが話していると、前の座席に座る青いロボットがそっぽを向く
ガイキング
「悪い悪いザブングル!別にお前の悪口を言ったわけじゃないんだ!」
イクサー1
「ザブングル...?」
ザブングル
「あい、俺はザブングル!世にも珍しい自動車のハンドルで動くロボットだい!」
【ザブングル(戦闘メカ ザブングル)】
渚
「自動車のハンドルで...不思議なロボット」
ガイキング
「イクサーロボほどの不思議兵器もないだろ」
渚
「そうね」
イクサー1
「えっ?そんなに不思議ですか?」
ガイキング
「そうだよ」
ゴーショーグン
「不思議しかないぞ」
イクサー1
「そうですか...」
...
「へっへへへへ~!!あの中にジーグが乗ってるのは間違いないみたいだなぁ!!」