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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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【第十話】
『戦え‼イクサー1』

ガイキングG
「ハイドロブレイザー・ギガバーストッ!!」

ドボルザーク
「グオオオオオオーーーッ!!」

チュドーン

ガイキングから放たれる光線で、ドボルザークは爆発する

ガイキングG
「よし...皆!合体解除するぞ!」

ガイキングは手足を分離させ、ライキングとバルキングにパーツを返す


ガイキング
「ふう...よし、渚の様子を見に行くか、ドッキング、スカイガイキング!!」

...

何分間、イクサー2へと立ち向かっただろうか

イクサーΣがどれだけ痛め付けても、イクサーロボは立ち上がる...


「くっ...うう...まだまだ...!!」


(どれだけ攻撃しても、イクサーΣには傷1つ...いや、傷はついてもすぐに再生する...これがマガイモノの力なの)

イクサー2
「パートナーのお前が、ここまでイクサーロボを動かせるとはな」

イクサー2
「だが、もう終わりだ」


(イクサー1...私は...!!)

イクサー2
(...何故だ?)

イクサー2
(何故ここまで戦っても、お姉様の反応がない?)

イクサー2
(まさか、あの中にお姉様はいないのか?)


ガイキング
「渚ッ!!」

イクサー2
「なっ...!!」

ガイキング
「くらえっ!!カウンタークロスっ!!」

ガイキングは上空から膝の手裏剣を投げつける



「うっ...ガイキング?」

ガイキング
「大丈夫か、渚!」


「う、うん...なんとか」

イクサー2
「また邪魔が入ったか...まあいい、一緒に消してやる」

ガイキング
「くっ、連戦続きはキツいが...二人を置いて逃げてたまるものか!」

...

イクサー1
【ここは一体どこ...渚は、どこ?】



イクサー1の精神は、真っ黒な世界を歩き続け...


【こっちだ】

イクサー1
【え?】

【こちらに来るんだ、イクサー1】

イクサー1
【この声は...】

イクサー1は、声の聞こえる方向へと歩いていく

...

イクサー1
【あれは...?】

しばらく進むと、白い床と二つの椅子が置いてある場所が見えてくる

そして、椅子の片方には、見覚えのある存在が...


【こうして顔を見せるのは久し振り、というやつか】

イクサー1
【やはり貴方でしたか...ビッグゴールド】

椅子に座っていた者の名は『ビッグゴールド』

イクサー1と対になる『邪心』の象徴である

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