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*53*
【第十話】
『戦え‼イクサー1』
ガイキングG
「ハイドロブレイザー・ギガバーストッ!!」
ドボルザーク
「グオオオオオオーーーッ!!」
チュドーン
ガイキングから放たれる光線で、ドボルザークは爆発する
ガイキングG
「よし...皆!合体解除するぞ!」
ガイキングは手足を分離させ、ライキングとバルキングにパーツを返す
ガイキング
「ふう...よし、渚の様子を見に行くか、ドッキング、スカイガイキング!!」
...
何分間、イクサー2へと立ち向かっただろうか
イクサーΣがどれだけ痛め付けても、イクサーロボは立ち上がる...
渚
「くっ...うう...まだまだ...!!」
渚
(どれだけ攻撃しても、イクサーΣには傷1つ...いや、傷はついてもすぐに再生する...これがマガイモノの力なの)
イクサー2
「パートナーのお前が、ここまでイクサーロボを動かせるとはな」
イクサー2
「だが、もう終わりだ」
渚
(イクサー1...私は...!!)
イクサー2
(...何故だ?)
イクサー2
(何故ここまで戦っても、お姉様の反応がない?)
イクサー2
(まさか、あの中にお姉様はいないのか?)
ガイキング
「渚ッ!!」
イクサー2
「なっ...!!」
ガイキング
「くらえっ!!カウンタークロスっ!!」
ガイキングは上空から膝の手裏剣を投げつける
渚
「うっ...ガイキング?」
ガイキング
「大丈夫か、渚!」
渚
「う、うん...なんとか」
イクサー2
「また邪魔が入ったか...まあいい、一緒に消してやる」
ガイキング
「くっ、連戦続きはキツいが...二人を置いて逃げてたまるものか!」
...
イクサー1
【ここは一体どこ...渚は、どこ?】
イクサー1の精神は、真っ黒な世界を歩き続け...
【こっちだ】
イクサー1
【え?】
【こちらに来るんだ、イクサー1】
イクサー1
【この声は...】
イクサー1は、声の聞こえる方向へと歩いていく
...
イクサー1
【あれは...?】
しばらく進むと、白い床と二つの椅子が置いてある場所が見えてくる
そして、椅子の片方には、見覚えのある存在が...
【こうして顔を見せるのは久し振り、というやつか】
イクサー1
【やはり貴方でしたか...ビッグゴールド】
椅子に座っていた者の名は『ビッグゴールド』
イクサー1と対になる『邪心』の象徴である