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*63*
ザンボット3
「待ってくれよイクサー3!!」
イクサー3
「あれ、ザンボットも来たんだ」
アクセル
「...はぁ、そうか、誰かと思えば中学クラスの悪ガキか、仲間を増やしちゃって」
ラミア
「どうしました?」
アクセル
「大丈夫大丈夫、問題はないから続けて」
ザンボット3
「なんだぁ悪ガキって!これでも俺は正義の無敵ロボ様だぞ!」
アクセル
「はいはい、危ないからそこのレディー連れてさっさと授業戻りな」
イクサー3
「だって退屈なんだもん!」
たくっちスノー
「戻ってこーーーいっ!!」
アクセル
「ほら来た」
たくっちスノーは九つの尻尾を持つ黒い機体に乗り、上から現れる
イクサー3
「あれ、たくっちスノー!?なにその機体」
たくっちスノー
「え、ああ...セイブルヴィクスだよ、シルバリオンが使えないから自分専用にカスタマイズしたスーパーロボット...って!!」
たくっちスノー
「そうじゃないでしょ!危ないから戻ってきなさい!!」
イクサー3
「え~!?」
たくっちスノー
「えーじゃありませんっ!!」
アクセル
「お前口調安定しないなぁ」
たくっちスノー
「男の人格と女の人格がごっちゃになりはじめたんです」
アクセル
「オカマにだけはならないでくれよ~?」
たくっちスノー
「ぜ、善処します!ほら下がって下がって!」
第四の使徒
「.....」
ラミア
「ん?...援軍か、今隊長の時間稼ぎをしている、力を貸せ」
たくっちスノー
「りょ、了解ですラミア先生!ビームテイルナイツ展開!!」
セイブルヴィクス
「フオーーーンッ...」
セイブルヴィクスが叫ぶと、尻尾から九つのビームサーベルが飛び出す
アクセル
「これ...全部剣かよ、ロマンだねぇ」
たくっちスノー
「ほんとに...最近のモビルスーツはロマンの塊よ!!」
セイブルヴィクス
「フォンッ!!」
ザクザクザクッ!!
セイブルヴィクスは使徒に飛びかかり、尻尾のサーベルを何本も刺していく
ラミア
「変わった武装だな」
たくっちスノー
「自分もそう思う!」
セイブルヴィクス
「フウウ...」
アクセル
「エネルギー100%充填!!方向よし!角度よし!二人とも離れな!」
ラミア
「了解」
たくっちスノー
「はいよ!」
アシュセイヴァーとセイブルヴィクスが剣を引き抜き、ホバー移動で一気に離れ...
アクセル
「発射!!」
ボッ!!
ラーズアングリフがカノン砲を勢いよく発射する
ザンボット3
「うおっ!?」
イクサー3
「うわーーっ!」
...
第四の使徒
「!!」
第四の使徒は中心部のコアを貫かれ、十字の煙となり爆発する
アクセル
「いっちょあがり!」
ラミア
「お疲れさまです、アクセル隊長」
たくっちスノー
「...さて、この二人の処罰を考えないと」ガシッ
ザンボット3
「ちぇっ、俺たちの見せ場ナシかよ」
アクセル
「甘いね、お前達に助けられては俺たち教師の立場が無くなるんだ、これがな」
たくっちスノー
「後でイクサー1さんにも説教してもらうからねっ!!」
イクサー3
「ぶ~」
...
「ほう、あれが...」
「顔を見るのはどれくらい前だったかな...」
「お前は邪魔なんだよ、たくっちスノー」
たくっちスノーを見つめる、怪しげな影があったことに、彼らは気づかない
第十一話 END