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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*7*

風呂場...


「どうしたの?イクサー1」

イクサー1
「.....」


「クトゥルフって水浴びとかしないの?」

イクサー1
「そ、そういうわけでは...ありませんが...」


「ほら、こっち来てよ」

イクサー1
「ええ...」チャポン



「まさか、イクサー1とこうやって一緒に過ごせる日が来るなんて...最初に会ったときは想像できなかったな」

イクサー1
「え?」


「だってほら...私は最初、イクサー1を憎んでたからさ」


「突然現れて、化け物になったお父さんお母さんをなぎ倒して、私を無理矢理ロボットに乗せて...」

イクサー1
「そういえば...そんなこともありましたね」


「ほんとね、私の世界だとあれから数ヵ月しか経ってないの、イクサー1は?」

イクサー1
「三年くらい」


「へぇ...これも時差みたいなアレって奴かしら?」

イクサー1
「...」


「イクサー1って普段鎧みたいなの着てて気付かないけど、結構色白なのね」

イクサー1
「そんなに見ないで」


「ふふふ」

ファンファンファン


「ん?」

二人が浴槽で戯れていると、警報のような音が鳴り響く


「何?」

イクサー1
「外からみたいですね」

【暗黒怪獣襲来!暗黒怪獣襲来!市民の皆様は避難してください!】


「か、怪獣!?聞いてないよ!!」ザパーン

イクサー1
「ここに来る...?」

イクサー1はすぐさま風呂から上がり、バトルスーツに着替える

イクサー1
「渚、分かってますね?」


「う、うん...今までの前例からして大体予想はつくけど」



「せめて体は拭かせてーっ!!風邪引いちゃうからーっ!!」ゴシゴシゴシゴシ



「あーもう!!イクサーロボ発進!!」

渚が持っていた腕輪を掲げると、玄関近くに、緑と白のロボットが転送される


「これを見るのも久しぶりだ...」

イクサー1
「さぁ、行きますよ渚!」


「うん!」

...

一方、暗黒怪獣の居るエリアでは

暗黒怪獣
「ギャオオオオオッ!!」

ガイキング
「あれが初代ガイキング...親父が戦っていたという暗黒怪獣か...」

暗黒怪獣の宿敵、ガイキング二世が怪獣の前に立ちはだかる

ガイキング
「俺が居る限りこの町を滅茶苦茶にはさせない!覚悟しな暗黒怪獣!!」

暗黒怪獣
「ギャオオオオオッ!!」

ガイキング
「ドッキーング!!バスターガイキングっ!!」

ガイキングは右腕を外し、巨大なビーム砲を取り付ける

ガイキング
「行くぞ!!」

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