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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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イクサー1
「誕生日?」


「うん、イクサー1も行くよね?」

渚の問いかけに、イクサー1は首をかしげる


「あれ、クトゥルフにはないの?パーティーの風習」

イクサー1
「いえ...たまに祝い事はしますが、誰かの生まれた日を記念にしたことはありませんので」


「あ、そっか...そういうのって、地球だけなのかな」

イクサー1
「どうでしょう...」


「に、してもゼオライマーかぁ、一匹狼君が気に入りそうなプレゼントって何なんだろう」

イクサー1
「渚、たくっちスノーが言っていました...大事な祝い事は心で想いを伝えると」


「心...」


...

心ココロこころココロkokoro心

心の文字が頭の中で感じる


(なに、この気持ち...)

心パーツを一旦抜き取って記憶を消す...とか?

そんなことしたらお前が数年かけて作り上げたロボットの心が全部消えちゃうだろ!?

でもやむを得ないでしょ?

やむを...得ない?

ダメだとわかったら、すぐに消すの?心を?

ロボットだけど...心を持っているのに...
....

イクサー1
「渚?」


「はっ...なんでもないよ、イクサー1」

イクサー1
「渚、やっぱり少し無理をしているのでは」


「へーきへーき!あ、そうだ...たくっちスノーさんにゼオライマーについて聞いておこう!」

イクサー1
「あ、はい...たくっちスノーに繋がるマガフォンです」


「ありがとう...もしもし、たくっちスノーさん?」

たくっちスノー
【渚さん...そっちはどうなってる?】


「そっちって...もうコソコソする必要はないんですからそういうことは近くで」

たくっちスノー
【いや、自分はこの世界にはいない】


「えっ?」

たくっちスノー
【...まぁ、こちらの仕事の話さ、それで用件は?】


「ゼオライマーっていうロボットの誕生日パーティーやるそうなの、何かおすすめってない?」

たくっちスノー
【ゼオライマー!?】


「え、どうかしました?」

たくっちスノー
【ゼオライマーってあの...黄色い玉のある?】


「え、そうですけど...」

たくっちスノー
【なんてこった...】


「?」

たくっちスノー
【ゼオライマーかぁ、昔を思い出すなぁ...いいですか渚さん、今から大事な話をしますのでよーく聞いてください】


「え?」

たくっちスノー
【これは忠告みたいなものです】

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