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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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【第十四話】
『プログラムされたハッピーバースデー』

それから翌日、研究所は皆知っていることにされていた

新しい研究所は目立つところに置かれ、セーラさん達はOBということになっていた

これもイクサー1が言っていた「時空修正」という奴なのだろうか

イクサー1は気にしていなかったので、私も気にしないようにした...

しているんだけど...やっぱり、頭の奥では引っ掛かるものがある

...これが私の望んだ青春?


...


「...」

D-1
「どうしたんだ渚?最近元気ないぞ?」


「えっ?いや...そんなことないって!普通だよ普通!」

D-3
「そうかい?なーんかいつもと違うような...」

鋼鉄ジーグ
「ここ最近そんな調子だぞ?」


「そうかなー?」

イクサー1
「渚...」

ガイキング
「もしかして...気にしてることでもあるのか?大丈夫だ!」

ダイモス
「ああ、俺たちがついている、遠慮なく相談しろ」


「言えるわけないじゃない...」

ガイキング
「え?」


「あっ、ううん、なんでもない!」

ザブングル
「ふーん...あ、そうだ、放課後に一人で来てくれないか?」


「え?分かった...」

ガイキング
「お、愛の告白か?」

ザブングル
「違うやい!」

...
そして、放課後...


「で、何なの話って」

ザブングル
「ゼオライマーって奴を知ってるか?」


「ゼオライマー?」

ザブングル
「あの黄色い玉の入ってるロボット!」


「あ、ああー!!あの教室の隅っこの!彼がどうかしたの?」

ザブングル
「あいつさ、グループでいつも一人なんだよな、一人で動き一人で帰ってく」


「そういうのが好きなんじゃないの?」

ザブングル
「いいや!あれは寂しがってるんだ!俺の心はそう思っている!!」


「.....それで?」

ザブングル
「全員で仲良くなる方法を調べたんだ...すると!」


「すると?」

ザブングル
「一週間後に誕生日なんだってさ!!とはれば、やることはひとーつ!」


「サプライズパーティー?」

ザブングル
「察しが早くて助かるよ!後は渚とイクサー1くらいだったからさ...もちろん来てくれるよな?」


「えーと...全員来るの?」

ザブングル
「ああ、ガイキングもダイモスもジーグも...あとドラグナー三人にゴーショーグン、あのダンもOKしてくれた、後はその他大勢!」


「...分かった、ちゃんと伝えておく」


渚はすぐにザブングルの所から去る

ザブングル
「ドライな子だなぁ」





「...心」

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