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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*79*

そして、一週間後...

ゼオライマーの家に(勝手に)忍び込み、パーティーの準備をしていた

ゴーショーグン
「ケーキ買ってきたぞ!」

鋼鉄ジーグ
「すっげー!ホールケーキじゃん!」

D-1
「ほらこれ、全員分のクラッカー」

ザブングル
「おお、一度で良いからこれをパーンッ!てしてみたかったんだよ!」

ガイキング
「ほら、料理」

ダン
「お前料理とか作れたのかよ」

ガイキング
「まあな」

...

そして、渚とイクサー1は外で準備していた


「.....」

イクサー1
「渚....」


「イクサー1、貴方は手伝いにはいかないの?」

イクサー1
「はい」


(イクサー2が来なければいいけど)

イクサー1
(事前に話は済ませておきました)


(素直に応じてくれる人じゃないけどね...)


(...ただ、あの事)

イクサー1
(たくっちスノーの、忠告...)

D-3
「お、そろそろ来るぞ!」


「ええっ!?」

ガイキング
「プレゼントは隠せ、皆クラッカー持て!」

イクサー1
「渚、そろそろ話した方が...」


「...パーティーが終わった後でいいわ、場合によってはすぐ聞いてみるけど」

イクサー1
「...」


「天の...ゼオライマー...」

...

ゼオライマー
「ほう...」

ゼオライマーが家に上がり、ドアノブに触れると...

ゼオライマー
「機械反応探知、数は約30機」

ゼオライマー
「この程度ならこれでいい」

ゼオライマーは左手の甲に付いた光の玉を掲げると、扉の奥から物音が

「ワーッ!!」


「!」

イクサー1
「今の声は...」


「たくっちスノーさんの言ってた通りだ!行こう!」

渚が家の中へ入っていくと...


ゼオライマー
「今度は生命反応が二つ...」


「ゼオライマー!」

ゼオライマー
「何なんだ?お前達は...ロボットというのは、他人のプライベートに土足で上がり込むのが流行りなのか?」

イクサー1
「酷い...」

パーティーの部屋は、何かが潰れたようにメチャクチャになっていた

ガイキング
「ゼオライマー、な、何故...」

ゼオライマー
「何故だと?俺が何も知らないとでも思っていたか?」


ゼオライマー
「『全て』知っていたさ、お前たちが無粋な事をしていたことも全てな」

ガイキング
「無粋?」

ゼオライマー
「たかが製造日を誕生日などと捉え、くだらん祝い事で弄ぶ...愚かな機械どもだ」


「その口ぶり...貴方はやっぱりあの人に作られた機械じゃない!貴方は、たくっちスノーさんの...」

ゼオライマー
「なるほど、貴様は奴を知っているか」

ゼオライマー
「来い、あの場所にな」

ゼオライマーは腕を掲げ、姿を消す

イクサー1
「あの場所とは...?」


「あそこだよ、多分...」

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