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*83*
研究所内から通信が入る
セーラ
【たくっちスノー先生、聞こえますか!?】
たくっちスノー
「セーラさん!?どうかしたの!?」
セーラ
「セイブルさんが出撃しています!すぐに乗り込んでください!」
たくっちスノー
「セイブルヴィクスが!?分かった、すぐに乗るよ!それじゃあ緑風、そういうわけだから」
リーン
「どういうわけ?」
たくっちスノー
「いいから!」
たくっちスノーは空を飛んでセイブルヴィクスの方へと向かう
リーン
「心...」
セイブルヴィクス
「戦闘パターン、解析開始」
たくっちスノー
「セイブルヴィクス!!」
セイブルヴィクス
「たくっちスノー様」
たくっちスノー
「コックピットを開いてくれ!手動パイロットモードに切り替えるぞ!」
セイブルヴィクス
「了解」
たくっちスノーは形を変えてキューブ状になり、セイブルヴィクスの背中に収納される
マサキ
「ほう、マガイモノ専用機体はあんな収納を...」
シャープ
「あれコックピットなの!?充電口かと思ってた」
たくっちスノー
「セイブルヴィクス、誰が味方で誰が敵だと思う?」
セイブルヴィクス
「味方はシャープ専用シルバリオン、フルアーマーゲシュペンスト、イクサシルバーと記録しています」
たくっちスノー
「正解だ、今からお前は...イクサーΣΣと天のゼオライマー、バルムンクを止める!出来る?」
セイブルヴィクス
「はい、たくっちスノー様のアシストがあれば」
たくっちスノー
「よーし!!」
ジーク
「やれるものなら...やってみろ」
たくっちスノー
「プログラミング開始!!」
セイブルヴィクスはバルムンクに赤外線レーザーを発射する
たくっちスノー
「セイブルヴィクス!解析が終わるまで避けるぞ!」
セイブルヴィクス
「はい、セーラ様が取り付けた加速魔術回路を作動させます」
たくっちスノー
「そんなのがあるのか!よーし、加速!」
...
イクサー1
「はあああっ!!」
イクサー2
「うああああっ!!」
イクサシルバーとイクサーΣΣは拳をぶつけ合い、肉弾戦を続ける
イクサー2
「この間のようにはいきませんわ、お姉様!!」
イクサー1
「くっ...やはり性能が上がっている、どうにかしてイクサー2を止めなくては」
渚
「大丈夫、私がついてる!イクサーセカンドアームっ!!」
銀色の部分から二本の腕が飛び出し、四本腕となったイクサシルバーはΣΣを持ち上げる
イクサー2
「くっ...!!負けてたまるか!!」
イクサー2
「私は...お姉様を殺すために作られた戦士、イクサー2なんだ!!」