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*85*
イクサー2
「なっ!?」
イクサー1はイクサシルバーから抜け、そのままΣΣへと突っ込んでいく
イクサー2
「血迷ったの!?ロボに生身で特攻なんて...」
イクサー1
(破壊はしない...コックピットから、イクサー2を引き剥がす!)
イクサー1
(正確に狙わなければ命はない...慎重に行かなくては...)
イクサー1
「はあああっ!!」
イクサー2
「本気か...来い!!」
ジーク
「そこだ、死ね!」
バルムンクはイクサー1の方へと追い上げ、イクサー1の頭上に剣を...
イクサー2
「...お姉様、上」
イクサー1
「....っ!」
ジーク
「消えろ」
たくっちスノー
「さぁせるかああああああっ!!」
セイブルヴィクス
「コァーーーーッ!!」
ジーク
「!?」
セイブルヴィクスはバルムンクの背後に駆け寄り、首筋に噛みつく
ジャッ!!
イクサー1
「ああっ!!」
その拍子に標準が外れ、イクサー1の右肩へ剣が降り下ろされる
イクサー2
「お姉様!!」
ジーク
「仕留め損なったか...だか次は...ん?」
ジーク
「バルムンクが動かない...何故だ!!」
たくっちスノー
「あんたの機体の電源コード、しっかり噛み千切っておいた」
ジーク
「それを狙っていたのか...動け!!」
マサキ
【その程度でうろたえるな、予備電源を付けろ】
ジーク
「そんなものはない」
マサキ
【...チッ】
イクサー1
「くっ...ううう...」
イクサー1は切れた肩から黒い液体を出しながら、コックピットの装甲を外しイクサー2を担ぎ出す
イクサー2
「お姉様...腕が...」
イクサー1
「私の体はマガイモノ...腕くらい、すぐに再生します!」
そのまま、地上へと下ろし、腕を再生させる
イクサー2
「何のつもり?」
イクサー1
「...決着、でしょう?」
イクサー1はビームソードを出し、イクサー2に向ける
イクサー1
「この戦いで...私と貴方の未来が決まります」
イクサー2
「...なるほど、そういうことか」
察したイクサー2もビームソードを転送させ、イクサー1へと迫る
イクサー12
「「勝負。」」
...
セイブルヴィクス
「コックピットから降りたイクサー1とイクサー2が戦闘を始めました、援護しますか?」
たくっちスノー
「いや、これは二人の戦いだ...セーラさんとシャープさんの機体を回収して帰ろう」
セイブルヴィクス
「了解」
...
リーン
「うーん...」
マサキ
【まだ理解できないのか?お前の心は奴と同じで、錆び付いているな】
リーン
「え、俺にサビなんてないよ」
第十五話 END