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満開!ロボット学園(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 124ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 マガイモノ スパロボ? 
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*88*

イクサー1
「そこっ!!」

イクサー2
「うっ....!!」

イクサー1
「私は、貴方の先を通っているつもりはありません、私は私です」

イクサー2
「...」

イクサー1
「ですが」

イクサー1
「貴方が生き方を求め、さ迷っている姿をほうっておくことは出来ません」

ジャキ!!



イクサー1
「形や経緯はどうあれ、貴方は私の...妹ですから」

イクサー2
「っ...」

イクサー1
「貴方が宛も分からず怯えているのなら、私が手を取り、道標となります」

イクサー2
「...何が言いたい?」

イクサー1
「イクサー2」






イクサー1
「私と一緒に...来なさい」

イクサー2
「.....」


イクサー1
「私は、妹を二度も殺したくありません」

イクサー2
「....っ」

イクサー1
「さぁ...」

イクサー1は動きを止め、イクサー2に手を...

....


イクサー2
「黙れっ!!」ビュンッ!!

イクサー2はイクサー1の手を振り払う

イクサー1
「...っ!!」


イクサー2
「善人のような口を利くなっ!!私達イクサーの役割は1つ、戦うことのみ!」

イクサー2
「私には貴方を殺すという目的以外、何もない!!パートナーの居る貴方には分かりはしないだろうっ!!」

イクサー2
「私には、もうこれしかない...戦いにしか意味が見いだせないのなら、元々与えられた使命を果たすのみ」



イクサー2
「私にはイクサー1を...お姉様を殺すことしか頭に入らないんだ!」

イクサー1
「.....分かりました」


イクサー2
「お姉様?」


イクサー1はビームソードを投げ捨て...


イクサー1
「ならば、好きにしなさい」

イクサー2
「...え?」

イクサー1
「今、私の体は不死身...イクサー2がそこまで望むのであらば、この体をどれだけ傷つけても...責めません」

イクサー2
「お、お姉様...?本気、なのか...?」

イクサー1
「はい、私は死ぬことは出来ません」

イクサー1
「ですが、貴方が私を殺すことを望むのであれば」



イクサー1
「私は貴方のために、いくらでも殺されます」

イクサー2
「...!?」

イクサー2は...驚いていた

イクサー1がこんなことを言い出すなんて...と


マサキ
【誰かのために、いくらでも死ぬ...か、たくっちスノーの奴、成分を奴に渡したな】

たくっちスノー
「...嘘だろ?こんなことになるなんて」

マサキ
【ああ、あの思想は...お前そのものだ】


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