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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*102*
【第24話】
「全てどうでもいい」
マサキ
「失われたメイドウィン?禁忌?ゼロ・ラグナロク?どうでもいい!」
マサキ
「俺はメイドウィンに‥‥‥見せつけてやりたいものがあるだけだ」
たくっちスノー
「ホントこいつらなんで真面目に戦ってくれないの?」
松山
「たくっちスノーが考えるようなことを真面目にやりたいと思うか?」
ジルトー
「ワシこれでも大真面目にやったんじゃがな」
たくっちスノー
「その辺ホントありがとうおじいちゃん」
マサキ
「お前が誰かを従えるような器と本気で思っているなら、とんだ笑いものだ」
マサキ
「史上最悪の時空犯罪者?あいつの暇潰しの為に泳がせているだけだ!」
マサキ
「お前がそこまで好きに生きていられるのは、俺のような奴が潰そうと思わなかったからという事に気付いたらどうだ?」
たくっちスノー
「な‥‥‥何を!?自分だってなぁ、お前みたいな戦えないキャラなんてひとひねりに‥‥‥」
マサキ
「‥‥‥‥」
マサキが腕を向けると、たくっちスノー側の観客席が破壊される
たくっちスノー
「っ‥‥‥!?今のは!?」
マサキ
「次元連結システムの応用のひとつだ」
マサキ
「天のゼオライマーは、クローンの体から俺の人格を引きずり出すための鍵であり、次元連結システムの器に過ぎない 」
マサキ
「だがもういらないんだそんなものは、今の俺には美久だって不要だ、だから壊した」
マサキ
「黒影の言葉を借りるなら、必要ない人形には『退場』してもらった」
たくっちスノー
「な‥‥‥‥何をした!?どういう原理で‥‥‥」
マサキ
「‥‥‥‥こいつで遊ぶのにも飽きてきたところだ、見せてやろう黒影‥‥‥‥俺の最高傑作を!!」
メイドウィン
「‥‥‥‥‥‥!!」
マサキ
「ふううう‥‥‥‥‥はあっ!!」
マサキは力いっぱい上着を引き裂くと、そこには波打つ心臓のような‥‥‥黄色い何かが体から飛び出していた
たくっちスノー
「あれは‥‥‥‥次元連結システム?いや、それにしては小さい‥‥‥‥」
マサキ
「そうだ、次元連結システムの小型化‥‥‥そして、それを人工臓器と組み合わせ俺の心臓に移植‥‥‥‥」
マサキ
「これが『次世代型次元連結システム』だ」