完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~

*10*

たくっちスノー
「なんだあれ………ファースト!?」

松山
「なんだ知らねぇのか?」

たくっちスノー
「だ、だって黒影はそんなの言ってない…………」

松山
「………知ってんの黒影だけかよ」


松山
「メイドウィン特有の必殺技【メイドウィンブラスト】」

松山
「あれ、個別の技を使えるってわけじゃねーんだよ」

たくっちスノー
「え、マジで?」

松山
「メイドウィンになって何の力にも目覚めてない奴でも発動できるのが【初級(ファースト)】」

松山
「身体能力を何百倍にも引き上げる、要はただのドーピングだな」

松山
「黒影やジャガーみたいな固有の必殺技は【上級(セカンド)】っていうんだよ」

松山
「ま、ここに出るような奴は大抵上級まで使えんじゃねーの?」

たくっちスノー
「…………メイドウィンブラストってそういう系だったのか」

たくっちスノー
(…………こいつはマジで………1秒でも早く【マガイモノの必殺技】を思いつかないとな…………)



ジュラック
「このスピードならっ!!たとえドラゴンであっても追いつけるはずがない!!」


ガッ!バキッ!!

トール
「くっ…………」

ギャーバ
「メイドウィンブラストによる快進撃ーーーー!!これはもう、勝負が決まったかーーー!!?」




メイドウィン
「メイドウィンブラスト…………アレを許可するならさ、たくっちスノーも何か対策とかしてるもんかね?」

ジャガー
「ええ、恐らくは」

…………

ジュラック
「今度は外さない!!恐流!!彩牙仁亜!!!」

ジュラックの爪が再びトールの顔に………



トール
「カァァァァ」


ジュラック
「え?」


しかし、トールにはあった
ジュラックが………否、恐竜が持たざる物が


たとえ爪で攻撃さえようが関係ない、トールにはあった


メイドウィンブラストなどなくても、彼らには技があった



トール
「ドラゴンブレス!!!」


ドゴォォォン!!


トールはジュラックと至近距離で火球を吐き出し、大爆発を起こす



トール
「お前の真似をしてみました、くだらない………技名をつける【真似】を」


ジュラック
「炎………だと………!?」

9 < 10 > 11