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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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*90*

ジルトー
「………ワシのビッグバンを消し去るとは、やはり貴様が…………」

メイドウィン
「…………いいかジルトー、俺は今『カーレッジ・フレイン』じゃない、『シャドー・メイドウィン・黒影』だ」

メイドウィン
「名前は借りてるだけだが、こっちはそれどころじゃないんだ」


メイドウィン
「消えろ、お前に構ってる暇はないしお前なんてここに必要ないんだよ」

ジルトー
「……………何万年経とうがお前は変わらぬままか」



たくっちスノー
「…………すげぇ、あのビームを叩き斬りやがった」

ジルトー
「そんなもの想定の内じゃ、向こうだって強くなっとるじゃろう」

ジルトー
「じゃがデータは得られた、十分な成果じゃ」

たくっちスノー
「おい、ナチュレは!?」

メイドウィン
「…………こんがり焼けてるな、あれだけの火力で黒焦げにならないあたり14位のメイドウィンと言ったところだが、気絶してる」

メイドウィン
「認めたくないが、今回の勝負はルール上はお前の勝ちだ、ドクター・ジルトー」


【ゼロ・ラグナロク第7戦】
○ドクター・ジルトーVS自然王ナチュレ●
『決まり手』ビッグバン


ジルトー
「ワシはそんなもの興味無い、カーレッジを倒す、ただそれだけじゃ」

メイドウィン
「だったら、今は何もするな」


メイドウィン
「俺は今カーレッジという名前を捨てた」

メイドウィン
「…………たくっちスノー、第8戦は少しだけ先にしてくれ」

メイドウィン
「こいつと話をする」

たくっちスノー
「どれくらいかかる?」

ジルトー
「こんな奴との話など2時間あれば充分じゃ」

たくっちスノー
「分かった、それまでにスタジアムは直しといてやるよ」


たくっちスノー
「…………黒影にも、ライバルみたいなやつが居たんだな」

メイドウィン
「ライバルじゃない、向こうが勝手に因縁吹っかけてきた邪魔者だよ」

たくっちスノー
「世間一般の言葉じゃ、相容れない敵をライバルって言うんだが」

ジルトー
「そうじゃな、ワシとコイツはライバルじゃろう」


ジルトー
「世話になったな青年よ」

たくっちスノー
「覚えときなじいさん、その男を………黒影を倒すのはあんたじゃない」




たくっちスノー
「僕だ。」



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