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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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*91*

…………


ジルトー
「ハーッハッハッハッハ!!」

ジルトー
「奴がカーレッジを倒す、か!新しい時代でもお前は相当恨まれているようじゃな!」

ジルトー
「ワシらの頃でも、お前だけは誰にも好かれておらんかったからな」

メイドウィン
「昔の事は関係ないだろう、誰にどう思われていようが俺はつるぎちゃんさえいればそれでいいんだ」


ジルトー
「…………何万年かぶりに会ったというのに、少しは精神面で変化もないのか」

ジルトー
「ワシを見ろ、不死ではあるが不老じゃない、見事にジジ臭くなってしまったわい」

メイドウィン
「じじいのまま何千万年も生きてる方がろっぽどおかしいだろ…………」


メイドウィン
「あのさジルトー、今俺は友達が愛した世界を作り直すのに必死なの、魔法や科学やらで差別されたあの時代は終わったんだ」

ジルトー
「…………」

メイドウィン
「この世界を見ろ、誰も不幸にならない誰も死なない、永遠に冒険が続く【結末が来ない世界】俺とメイドウィンの理想郷なんだ」

ジルトー
「まさかお前が黒影剣以外の人間に愛着を持つとはな」

メイドウィン
「俺もびっくりだよ」

メイドウィン
「俺が見てきた人間達は、クソつまらない人間だった………何をやらせても面白いことになりそうにない」

メイドウィン
「けどつるぎちゃんは面白い子だった、どんな事でもしてやりたかった」

ジルトー
「だから全知全能の力で奴の行動を縛りあげ、愛玩動物にしていたと?」

メイドウィン
「それでつるぎちゃんが幸せなら別にいいじゃないか」

ジルトー
「お前さえ居なければあの子も幸せだったじゃろうにな………最期まで不憫な奴よ」

メイドウィン
「いいや、最後じゃないぞ」

ジルトー
「何?では黒影剣は生きているのか?」


メイドウィン
「作るんだよ」


メイドウィン
「アンタの言う科学とやらを駆使して、黒影剣を1から作り直す」

メイドウィン
「さっきまで会っていたたくっちスノーはね、1番最後に出来た失敗作なんだ」


メイドウィン
「あとはつるぎちゃんさえ完成すれば、俺の楽園は出来上がる」


ジルトー
「ふざけるな!!貴様は剣をまた苦しめるというのか!?」

ジルトー
「昔からオレが言っていただろう!!お前は剣の事を愛してるのではなく____」



メイドウィン
「___ジルトー、これ以上言うと殺し合いに変えるけど、それでもいいか?」

END
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