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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*20*
誰だって思うはずだ
ピクルより、範馬勇次郎の方がメイドウィンに勝つ可能性は高い。
メイドウィン達でも低ランクであれば地上最強の生物相手なら、もしや負けるかもしれぬという危機感があり、高ランクほど叩き潰したいという野心があった
たくっちスノーならば、メイドウィンを否定するために勇次郎を連れてくる、そう思った者もいた なら何故参加していないのか
その理由は 単純だった
………
勇次郎
「………メイドウィン、神と戦う大会か」
たくっちスノー
「あんた、強者との戦いに飢えてないか?」
たくっちスノー
「自分について行けばド肝を抜く程の名勝負になれる、だから」
勇次郎
「お前もそうなのか?」
たくっちスノー
「え?」
『刃牙』の作品内では知らされていないが
範馬勇次郎……否、それ以外皆
時空から来た面々と戦った経験ありッッ!!
故にたくっちスノー、あまりにも無謀ッッ!!
勇次郎
「そんなにやりたいなら引きずれ」
たくっちスノー
「仲間にしたけりゃ倒してみろってか…………」
たくっちスノー
「上等d
勇次郎
「ッッ!!!!」
勇次郎の鋭くふり上がる足の指はまるでバリカンのように、マガイモノの脆く柔らかい成分を切り裂き、ぐちゃぐちゃにした
たくっちスノー、範馬勇次郎に敗北っ!!
それ以降も勇次郎代わりとして数多くの面々と出会い、同じ条件で勝負をもちかけられたが…………
たくっちスノー
「おごぉ!!」パーン
花山薫戦、敗北っ!!
花山
「………弱ェな、アンタ」
たくっちスノー
「げぶっ!!」
烈海王戦、敗北っ!!
烈
「話にならないな」
たくっちスノー
「ぎぇあ!、」
愚地独歩戦、敗北っ!!
独歩
「………じゃ、この話は無かったって事でな」
たくっちスノー
「おっ!!」
ビスケット・オリバ戦、敗北!!
オリバ
「では、私はこれで………」
………
たくっちスノー
「いって!!ちぎんなよ!!」
ジャック・ハンマー戦、敗北!!
ジャック
「失セロ」
そして…………
たくっちスノー
「……だ、ダメだ勝てねぇ…………そうだ!!」
たくっちスノー
「あいつなら言葉が通じない!!」
そうして、たくっちスノーは上手くピクルをゼロ・ラグナロクに連れていったのである
刃牙
「………………あれ?」