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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*19*
「まあどうせハンターを一気に増やすミッションとか来るんでしょー?今はここまで探り当てられる事もないしポップコーン食おうや」
「貴方本当に悪のカリスマなんですか?」
「そうさ、自分は誰よりも悪人、誰よりも犯罪者だ...だが今回はライバルも多い」
「星狩りエボルト、ゲームクリエイトマスター新檀黎斗、その他もろもろ...善も悪も皆自分の宿敵!」
「自分は生き残る、ここに残って...自分という存在を奴等の心に残す!!」
黒のカリスマは袋を握りつぶし、体から触手を無数に出してポップコーンを貪る
「...ふーん」
...
そして、ここ中で最もステータスが低い野比のび太は...
「うーん、ぼくみたいなノロマじゃかけっこで逃げれるはずもないし...こういうところで隠れるしかないよね」
家電販売店のエリアで隠れられそうな場所を探していた
「ケンカならこれがあるから大丈夫だけど...あっ、あれだ!」
のび太は冷蔵庫売り場の巨人用の自分より遥かに大きい冷蔵庫を見つけて扉を引っ張ると、ほんの少し子供が入れそうな隙間ができた
「さ、流石に重い...閉められるかな、これ」
「んあ...」
のび太が冷蔵庫に入り閉めようとすると、半裸で角が生えた大男...アステリオスが現れる
「なに してるの?」
「あっ、すみません!ここちょっと閉めてくれません?」
「いいよ」
アステリオスは冷蔵庫の扉を抑え、のび太を中に入れて閉めていった
「これでいい?」
...
exeは花音と空を見ていた...すると、ヘリコプターがコンテナを抱えて地面に落としていた
「見ろ、ヘリコプターがまたハンターの檻を落としたぞ」
「えー?もうミッション始まったのー?」
「いや違う...俺達に知らせずに増やしてたな」
「2、4、6、8...12...分からんな、とにかく増えている」
exeはすぐさまタブレットを起動しメッセージを打ち込む
「なにしてるの?」
「メールでこの事実を奴等に伝え...くっ!送信失敗だと!?」
exeが何度メールを送ろうとしてもエラーが流れタイトルに戻される
「これは変だねぇ...」
「ああ、この逃走中はなんかおかしいぞ...ん?」
exeと花音が頭を悩ませていると、突如メールが届く
「時空監理局より重要な知らせ...?」