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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 95ページ）
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＊71＊
全員が驚く、ゲームマスターの変更なんて前代未聞だ
「た、たくっちスノー様！！我々監理局は逃走中運営は素人同然ですよ！」
「何千人もいるんだから細かい作業は出来るだろ！後は聞けばいい！」
「き、聞くって誰に？」
「あっちに悪のカリスマが持ってたタブレットあるだろ！取ってこい！」
「は、はい！」
男はどろどろに溶けた黒い液体の上に乗るタブレットを持ち出し、たくっちスノーに渡す
「...うん、まだクロノス社のアドレスは残ってるな」
職員達はたくっちスノーを囲みながら震える
「ま、まさかクロノス社に聞くつもりですか！？無理ですよ！！逃走中をこんなことに利用して向こうはカンカンですよきっと！」
「頭なんかいくらでも下げる！どんな罰だって俺が受けてやるよ！お前らが尊敬したたくっちスノーってのはそんな奴なんだろ！？」
「り、リニュ前...」
「...あいつも同じ歴史、同じ間違いを歩んだ俺なんだ、あいつがいないなら俺がどうにかするさ」
「ま、待って！」
作者達はたくっちスノーにストップをかける
「まだ賞金とハンターに関しての問題が...」
「ハンターなら大丈夫だ、俺たちの出てきた工場、あれは本当にハンターを作る工場なんだ」
「正確には職業体験用施設の１つなんですけどね...」
「けど、俺たちを追いかけてきた黒い奴なら俺たちが壊しただろ？」
「あ、あー...」
ロストメイドウィンの耳が動き、たくっちスノーに近づく
「どれくらい壊した？」
「さ、さあ？100か200は...」
「数じゃなくどれくらい損傷がひどいかって聞いてる」
「え？...蹴っ飛ばしたり斬ったりしたからなぁ...」
「なるほど、跡形もないわけではないと...だったら俺が直す」
「えっ、出来んの！？」
「前だってスクラップからハンターを作ったんだ...ちょっと見てくるか」
ロストメイドウィンは工場の方へとすり抜けていく
「で、肝心な賞金なんだが...どうせ用意して無いのがオチなんだろ？」
「ええまぁ...彼らに限らずですが価値のあるものを横取りされるくらいなら泥をすするのがまだマシな考えの者も多いので...」
「しかし金を目当てにしてる奴もいるしな...うーん、どうしたものか、しかしエリアにこんな金かけやがってよ～！それも監理局マンセーさせるために使うとはとんだ無駄遣い...」
「待てよ！俺良いこと思い付いたぞ！！テレビを用意しろ！俺の言うとおりに編集して公開しろ！」