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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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*85*
23:24
残り時間も僅か、ここで復活したヤードは勝ち残れるのか、それとも...?
ハンターは体温や足音を探知し、ハイパーハンター七花は野生の勘で逃走者を捕らえる
この逃走中、一筋縄ではいかない。
【フム 私ノ勝利スル因果ハ コノ短時間デハ見ツケラレヌナ】
ZEROは独自能力を使わず、逃走する道を選ぶが...無慈悲なハンターは足跡を追っていき...
「!」
見つかった
【来タカ 能力無シノ私デドコマデヤレルカ】
空を飛ぶことを可能なキャラも多いのだが、全員普段は行わない走りを命じられているので足取りが重く前に中々進まない
そんな逃走者をハンターは容赦なく追い詰めていくのだ...リアルワールドに存在する選手が版権キャラに必ずしも劣るかとは言えない、こういうところで差が出てくることがある
【コレガ私ノ実力...カ 参考ニハナッタ】
23:02
ZERO 確保
残り5人
...
「ちょっと聞いたんだけど、初期の逃走者は木の上でやり過ごしたそうじゃないか」
神木のように高く大きな木の枝で昼寝のポーズを取りながらビルスは下の様子を見る
逃走中について少し調べた結果、ずっと木に登り続けることで勝利したというデータを発見した彼は常人には上れないほど大きな木を見つけ、万が一七花が上ってきた場合は近くにある少し小さな木へと飛び乗り、これを繰り返すという何とも言えない作戦を編み出したのだ
「フフフ、僕って奴は天才かもしれんぞ」
ハンターがやって来るが、木を昇る力は無くビルスの方を見る
「登れるものなら登ってみろ、これも立派な戦術だ」
そしてすぐ七花が駆けつけ、木の上のビルスを見て何かを察する
「...なるほど、来い」
七花はハンターの手を掴んで振り回し、ハンマー投げのように回転してビルスの方へと投げ飛ばす
「何!?」
触れられたらアウトだ、ビルスは作戦通りすぐに隣の木の枝へと跳び移ろうとするが...
「トッ!!」
「ぐっ!!」
飛び乗った枝に向けて七花が飛び出す、普段なら瞬間移動だの反撃だのする場面だがゲームではそうもいかないのだ
「クッソ~ッ!!あと少しだったのに!!!」
20:49
ビルス 確保
残り4人