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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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*88*
19:14
「マリオレッグ、イカロスウイング」
彩月は手足を任天堂キャラのものに自在に変えながら柔軟に飛び回る...多少やれることが少なくなっただけで、やっていることは逃走者時代のリニュ前たくっちスノーと変わらない
最も彼には五分の制限があり、素のステータスは全て1なので単なる下位互換というわけでもないが。
「うん、そろそろこの辺りだと思うけど...ローラーレッグ」
彩月は一度地面に降り、足跡がつかないようにスプラローラーに変化させ滑りながら進む
「...うーん、しかしどうするか」
出番があったわけでもないわけでもなく中途半端な冬夜は在庫処分すら忘れていたかのように取り残されて、立っていた
「参ったな、なにもしてないのに生き残っちゃつまらないよな」
「何かアクションを起こせたらいいんだけど」
「貴方を退屈から救いに来たの」
「え?」
「ゲームは危機的状況を楽しむもの、だからハンターを連れてきた」
彩月は後ろからハンターに追われてる状態で冬夜に迫る
「好きなことのついでにライバルは上手く倒しておくのがじょうきゅうゲーマーの要、これでも3DSの逃走成功は5000回中4769回、シュミレーションは出来ているの、じゃあね」
「ちょっ、まっ」
18:34
冬夜 確保
残り3人
「全ての力が使えたらなぁ」
...
「で、ここで桜木さんの独自能力も把握しているから...じゃ、後はお願い」
「えっ!?ちょっと!?」
彩月は近くにいた桜木の前を通り、桜木は咄嗟に独自能力を発動しハンターと至近距離で花吹雪を舞い上がらせやりすごす
その結果彩月も桜木もハンターからは逃げ切ったのだが...
...
「後もう少しで終わる...さっさと捕まえるか」
七花は走り回りすぎて少し面倒になっていた、そこで彼は殺さない程度に手加減しながら虚刀流の技を使うことで不意打ち感覚で捕まえる作戦に移ろうとしていた
「よーい...どん!!」
逃走者もハンターも走る瞬間だけは走力1として扱われ、走力が多ければ多いほど加速スピードが上昇していく
しかし七花の全力は違う、音を捨て、残像を作り...
七花の足は走る瞬間でさえ走力4に達する、そして確実に獲物を捕らえる
最初に狙われたのは...彩月
「速い...!?」
ゲーム内のハンターのスピードしか予測していない彼女は、七花に対応することは...出来なかった
「こんなデータがあるなんて、またやりたい、このゲーム」
15:34
彩月 確保
残り2人