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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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龍我
「うっわ、竜だらけじゃねーか...」
リューコ
「竜人が集まる会なんだから当たり前だろうが」
こたつドラゴン
「お、おおお!万丈見て!ご飯はバイキング式じゃん!」
龍我
「おお!肉めっちゃあるじゃん!!」
リューコ
「おい!!」ゴスッ
こたつドラゴン
「グフッ」
龍我
「ゲフッ」
リューコはバイキングの皿へ駆け出す龍我とこたつドラゴンの肩を掴み、そのまま背中を膝うちした
リューコ
「てめぇら食うことしか頭にねぇのか!?」
龍我
「良いじゃねぇか別に...」
こたつドラゴン
「リューコ...なんで私に招待状送ったのさ」
リューコ
「竜人が集まるんだぞ、この世界に何人竜人が居るか知っておいた方がいいだろ」
こたつドラゴン
「エリートとして?」
リューコ
「さぁ、どうだかな」
龍我
「竜人...となると多分...居た!」
ネメシア
「ええと...あっ、万丈さん!」
龍我
「やっぱりお前も来てたのか!」
ネメシア
「局長に行ってみないかと言われて来たものの、知ってる人がいなくて心細かったんですよ...万丈さんこそどうして...」
龍我
「まぁこっちも色々あってな...」
こたつドラゴン
「万丈って竜人の知り合いが居たんだ」
龍我
(竜人じゃなくて竜神なんだけどな)
リューコ
「ふーん...見た感じドラゴンには見えないがよ」
龍我
「フクロウになったりするからな」
こたつドラゴン
「竜人なのにフクロウとはこれいかに」
ネメシア
「い、色々あるんです...私の世界は...」
リューコ
「ま、いいか。」
竜の四人はテーブルに座り、食事をする
ネメシア
「なんだか...私たちの席やけに注目されてませんか?」
こたつドラゴン
「多分リューコじゃないかな...多分この世界に住むなら耳に入ってると思うんだ、リューコの戦歴...」
リューコ
「闘技場の奴等を薙ぎ倒したくらいじゃねぇか」
こたつドラゴン
「最大八人グループ勢の奴をたった一人で勝ち上がったじゃん、こっちだって八人だったのに」
龍我
「なるほどなぁ...確かにそりゃすげぇよ」
リューコ
「くっだらねぇなぁ...」
こたつドラゴン
「...あのさリューコ、お願いがあるんだ、交流会終わったら...私と戦ってほしいんじゃん」
リューコ
「...はぁ?本気か?」
こたつドラゴン
「あっ...もちろん私一人じゃリューコの相手にはならないことはよく分かってるけど...お願い」
リューコ
「お前からそんなことを言うようになるなんてな...変なものでも食ったのか」
こたつドラゴン
「そんなんじゃないよ、ただちょっとした...」
「あ、いたいた...ようやく見つけたよ」
龍我
「...ッ!!この声は!!」
ネメシア
「えっ...えっ!?」
こたつドラゴン
「まさか、もう来たの...えっどこから!?」
リューコ
「はぁ?」
「遠くに行ってたからどうしたかと思ったよ...それじゃ」
「死 ん で く れ な い か な」
龍我
「...離れろ!真上からだ!」
ネメシア
「ひゃっ!」
その瞬間、天井が崩れ歪な恐竜に乗りながら名無しの怪物が姿を表す!
名無しの怪物
「今度はこいつだよ!あの赤いのは躊躇いや迷いがあったけど、恐竜なら食べることにしか頭がないし殺しきれる!」
恐竜マガイモノ
「シャアアアアアアア!!」
こたつドラゴン
「遅かった...」
リューコ
「おい!説明しろ!」
こたつドラゴン
「リューコ、ごめんね...奴の狙いは私だよ」
リューコ
「説明になってねぇよ!もっとしっかり...」
こたつドラゴン
「さぁ来い時空監理局...私は逃げも隠れもしない!」