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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*110*
たくっちスノー
「おーい皆」
龍我
「ああ、お帰り...そいつは?」
フクリュウ
「角を怪我した竜人を治療するよう呼ばれたフクリュウだ」
福ちゃん
「竜人...というとこどらちゃんね、酷い怪我なの?」
フクリュウ
「大事には至っていない...半日安静にしていれば...」
クラマ
「ならいいけどよ...わざわざそれを伝えるためだけにここに来たのか?」
フクリュウ
「おっと、そうだったな...頼みたい依頼がある」
龍我
「任せろ、なんでも聞いてやるぜ」
フクリュウ
「ああ...マガイモノ屋に頼みたいことは、薬に関してだ」
フクリュウ
「最近、俺の作った薬が誰かに盗まれていてな...まぁ、販売しているわけではないのだが」
龍我
「ああ、そういえば最近どっかの世界だと健康ブームとかでそういった薬が売れてるそうだ」
福ちゃん
「へぇ...」
フクリュウ
「俺のような医者にとっては迷惑なブームだがな...ちょっとしたことで駆け込んできて...と、俺のことはいいな」
フクリュウ
「他のところでも薬が盗まれているらしいが、特に俺の竜の素材を使ったものは大変珍しいらしく、ちょくちょく売り飛ばされているんだ」
クラマ
「なるほど、そいつを取り返してこいと?」
フクリュウ
「いや、薬は皆自作だし俺の体を使うからまた作ればいい...ただ、どうしても盗られるのはまずい物がある」
たくっちスノー
「...ドラゴンクリームか?」
フクリュウ
「そうだ」
福ちゃん
「ドラゴンクリーム?」
たくっちスノー
「フクリュウの作った薬では最高傑作、塗るだけでどんな病気でも治る魔法みたいなアイテムだ」
クラマ
「ぬ、塗るだけでかい!?」
福ちゃん
「そんな不思議なものがあるなんて...」
フクリュウ
「...確かにたくっちスノー様の言うとおり、どんな怪我でも病でも治る、死にかけの人間でも数分で歩けるくらいに回復する」
フクリュウ
「しかしその分、使い方を誤った時の副作用は凄まじい...そして、素人が触れば間違いなく失敗する、だから盗られるのはまずいんだ」
福ちゃん
「なるほど...どんな病気でもリスクなしで治るなんて、そんな美味しい話などあるわけないものね」
たくっちスノー
「分かった、その依頼を受け付けよう...それで報酬のところは...」
フクリュウ
「俺の作った薬を用意しよう、どこにでもある安全なものを....」
クラマ
「了解だ、ドラゴンクリームはどこに?」
フクリュウ
「俺の建てた診察所に全部保管してある」
たくっちスノー
「なら王さま呼んでこないとな...」
龍我
「よし、行こうぜ」
フクリュウ
「何が健康だ、俺の薬で勝手に苦しんでも自己責任だ...」