完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~
*170*
名無しの怪物
「はぁはぁ...うりゃっ!!」
名無しの怪物はマジンカイザーの顔面を殴らせ、炎を無理矢理振り払う
名無しの怪物
「はは...なんだ、また君かぁZERO」
ZERO
【貴様ハ私ノ...敵ダ】
名無しの怪物
「超合金マガイモノZで出来た究極のマジンカイザーに勝てると思ってるのか!」
ZERO
【ソレハドウカ...マーロウ 私ハマガイモノヲ潰ス 奴ハ任セタゾ】
マーロウ
「言われなくとも...!!」
たくっちスノー
「ZERO、本気は出さないでくれよ...あんたの技は軽く世界をニ、三回滅ぼすんだから」
ZERO
【ソウダナ...掴マレ】
マーロウ
「ああ!」
ZERO
【ハァッ !!】
ZEROはマーロウを肩に乗せた後カイザーを掴み、空中に浮かび上がる
たくっちスノー
「あっ!あいつ...竜の翼!」
龍我
「オルァ!!」バッ
クラマ
「福の神様、掴まってください!」
たくっちスノーと龍我はマガイモノの力で翼を形成し、クラマは羽を広げる
デーリッチ
「急いで追いかけるでち!」
...
名無しの怪物
「マジンガーの設定は手に入れた!君はもう必要じゃない!」
ZERO
【マジンガー ハ貴様ノ物デハナイ 】
たくっちスノー
(お前のでもねーけどな...)
名無しの怪物
「これが魔神皇帝の力だ...サイクロンブーストパンチ!!」
マーロウ
「来るか!」
ZERO
【ロケットパンチ!!】
ロケットパンチがカイザーのパンチを粉々に砕き、そのままカイザーに風穴を開ける
名無しの怪物
「え...な、なんで...!?」
デーリッチ
「動きが止まったでち!」
マーロウ
「クー、奴が乗り込んでるのは何処だか分かるか!?」
クウェウリ
「頭の赤い部分よ!」
マーロウ
「よし...ZERO!私を近くまで飛ばしてくれ!」
ZERO
【イイダロウ 左手ニ乗レ!!】
マーロウ
「ああ!」
マーロウはZEROの左腕の甲へと移動する
名無しの怪物
「な、何故だ...何故、魔神皇帝(マスターマジンカイザー)が!?この時のために作った兵器が!!」
ZERO
【貴様ガ勝テナイ理由ハタダ一ツ】
マーロウ
「私達を...敵に回したからだ!!」
ZERO
【発射!!】
ドォォォォォォンッ!!
名無しの怪物
「あああああああああ!!?」
マーロウ
「雷狼一閃!!」
ザンッ
ロケットパンチで勢いをつけたマーロウの剣が、パイルダーを真っ二つにする
ZERO
【サラバダ...偽リノ魔神皇帝】
マスターマジンカイザーの爆発に、ZEROは背を向ける
デーリッチ
「やったでち!」
クウェウリ
「で、でもパパはどうなったの!?」
マーロウ
「心配無用!」
マーロウは先程ZEROが貫通させたパンチに着地して戻ってくる
...
グース
「無事だったか!大空で爆発が起きたもんだから大事かと思ったよ!」
マーロウ
「ああ...しかしまだ安心は出来ない」
たくっちスノー
「ええ...名無しの怪物はマガイモノ、また新たなマジンガーを作りクウェウリさんを殺しに来るかもしれない...」
クウェウリ
「...」
ZERO
【ソレナラバ 私ハコノ世界ニ残ッタホウガ良イカモシレナイナ】
福ちゃん
「心強いわ...よろしくね!」
ZERO
【アア マタ世話ニナルナ...ハグレ王国】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マジンガーZEROはアレ以降ケモフサ村に残ってマーロウさんと共にパトロールをしている
ZEROとしても、自分の作る世界を壊されちゃたまらないだろうしな...
...クウェウリさん、貴方が羨ましいよ
あんなに貴方を愛してくれる父親がいて。