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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
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*230*

シノブ(スワ)
「あの‥‥‥‥」

シノブ
「あ、この世界の私」

シノブ(スワ)
「エステルやメニャーニャのこと、あまり悪く思わないでください‥‥‥2人とも凄く大変で‥‥‥‥」

シノブ(スワ)
「‥‥‥‥‥いつも、ハグレの立場を良くしようと頑張っているから」

たくっちスノー
「ハグレの?そういやスワのデーリッチからハグレの立場の酷さは聞いたよ」

たくっちスノー
「なんでもアンタらが土地を抑えたせいでハグレ王国が作れなかったとか」

シノブ(スワ)
「協会の中にも派閥があって‥‥‥ハグレの自由を認めない側と、友好関係を築きたい側で‥‥‥」

エステル
「私が友好側ってわけね」

シノブ(スワ)
「‥‥‥‥あ、あの人はね、図体が大きくて友達も作れなかった私に接してくれた、優しい人なの」

シノブ(スワ)
「勉強だって教えてくれて‥‥‥魔法も少し使えるようになった」

メニャーニャ
「‥‥‥‥なるほど」

メニャーニャ
「それで、あの3人がコソコソしてるってことはそんなに勢いが強いのですか、否定派というのは」

シノブ(スワ)
「うっ‥‥‥‥それは‥‥‥‥そうだけど‥‥‥‥」

シノブ(スワ)
「でもあの人はすっごい人だから、私はどんなことがあっても守りたいと思うんだ」

シノブ(スワ)
「生きていて欲しいから‥‥‥‥」


エステル(スワ)
「シノブ!!」

シノブ(スワ)
「ひあっ!?」ビクッ

シノブ
「‥‥‥!」

エステル(スワ)
「ココア入れるけど、そっちのシノブもそれでいい?」

シノブ
「え、うん、それでいいわ」


シノブ
(‥‥‥‥‥今、確かに)


‥‥‥‥

たくっちスノー
「悪いな、俺の分まで用意してもらって」

エステル(スワ)
「案内人だからさ」

メニャーニャ
「先輩もこれくらい気を利かせたらいいのに」

エステル
「なんで私を1度殺したヤツに気を利かせにゃならんのじゃ」

シノブ
「‥‥‥ねぇ、エステル」

エステル
「ん?どうしたの?」

シノブ
「いや、そっちの方」

エステル(スワ)
「ん?何」


シノブ
「____貴方達、一体何があったの?」


エステル(スワ)
「‥‥‥っ!!」

メニャーニャ(スワ)
「‥‥‥‥」

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