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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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*206*

【SS】

ローズマリー
(あれは氷室さんらと共にプロジェクトビルドの会議をしていたときの事)

戦兎
「で、ここはこうであって...」

プリシラ
「この計画の資金は?」

幻徳
「そこは××社他5件が資金源となっている」

ローズマリー
(最初は淡々と会議を行っていたのだが...)

幻徳
「ここは少し暑いな、一枚脱いでいいか?」

プリシラ
「はい、どうぞ」

幻徳
「すまない」ヌギッ

ローズマリー
(その瞬間、信じられないものが飛び込んできたのだ)


幻徳
「ふぅ...」

(オオオルァァァ!!)

プリシラ
「!?」

戦兎
「ぶっ」

ローズマリー
「えっ」


ローズマリー
(あの人の着ていたシャツ...威風堂々って書いてある...)

幻徳
「どうした?」

ローズマリー
「い、いえなんでも...」

ローズマリー
(ものすっごいだっせええええええ!!)

ローズマリー
(びっくりしたよ、一瞬場が静まり返ったよ!)

戦兎
「...!」

プリシラ
「おお...」

ローズマリー
(桐生さんは開いた口が塞がらなくなってるし、プリシラは目をそらしてるし!)

ローズマリー
(彼ってああいう人だったの!?)

戦兎
「あ、あの~...幻さん」

幻徳
「なんだ?」

ローズマリー
(ま、待って!?言うの!?言っちゃうの!?)

戦兎
「その...あまり見ないシャツ着てますけど、それは...?」

幻徳
「なんだ、そんな事か」

幻徳
「これはオーダーメイドだが」

戦兎
「オーダーメイド!?」

幻徳
「ああ、仕事用に着るもの以外は全てな」

プリシラ
「ぶーーっ!?」

ローズマリー
(耐えきれなかった!?オーダーメイドの部分に耐えられなかったのか!?)

戦兎
「だ、大丈夫ですか!?」

プリシラ
「は、はい...すいません」

幻徳
「服が濡れてるじゃないか、すぐに代わりのシャツを」

プリシラ
「い、いいえ!大丈夫です!自前用意してありますので!」

ローズマリー
(う、うん...失礼だけどあれはちょっとなぁ...)

...
翌日

プリシラ
「ねぇヅッチー、服欲しい?」

ヅッチー
「突然どうしたんだよ」

プリシラ
「服が欲しいなら私に言ってね、全部手作りで仕立てるから」

ヅッチー
「いやほんとうにどうしたんだお前」

デーリッチ
「一体どんな会議をしたんでち...」

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