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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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‥‥‥‥‥‥

エステル(スワ)
『はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥』

シノブ(スワ)
『はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥‥いつになったら、街に付くのかな‥‥‥!?』

エステル(スワ)
『さあな‥‥‥昨日ここまで数百キロは歩いた気がするからな‥‥‥‥まだ1時間も動いてないぞ』

シノブ(スワ)
『‥‥‥‥‥どうして、こんなことに』

エステル(スワ)
『ハグレの自由っていうのは、よっぽど認めたくないらしい!』

エステル(スワ)
『私らみたいなやつを潰しにかかるくらいにはな!!』

シノブ(スワ)
『エステル、左っ!!』

エステル(スワ)
『なにっ!?』

ガアアッ!!

エステル(スワ)
『がああっ!!くっ‥‥‥ブルーフレイム!!』

ボッ!


シノブ(スワ)
『え‥‥‥エステル!!』

エステル(スワ)
『ぐっ‥‥‥ああ‥‥!!あ、足がっ‥‥‥‥‥!!』


シノブ(スワ)
『あ‥‥‥‥あああ‥‥‥!!すぐ止血する!!』


ーーーーー

エステル(スワ)
『はは‥‥‥どうやらあたし、もう無理みたいだ‥‥‥』

シノブ(スワ)
『そんな‥‥‥そんなこと‥‥‥‥!!』

エステル(スワ)
『血は止まった‥‥‥でも足が動かないんだ、私としたことが油断した‥‥‥‥』

エステル(スワ)
『こりゃ終わったな‥‥‥』

シノブ(スワ)
『‥‥‥‥‥‥‥』



シノブ(スワ)
『私が運ぶ!!』

エステル(スワ)
『えっ‥‥‥おい!!』

シノブ(スワ)
『ヘイスト!!ヘイスト!!』

エステル(スワ)
『無茶だ!!この辺りにどれだけモンスターがいると思ってる!?』


シノブ(スワ)
『私は丈夫だから大丈夫!!』


‥‥‥‥‥

ーーーーーーーーーーーー

エステル
「‥‥‥‥‥‥‥それで、生還できたってわけね」

シノブ
「その多大な傷と引き換えに」

シノブ(スワ)
「私もあの時は血まみれで死ぬかと思ったけど、メニャーニャがね」

メニャーニャ(スワ)
「‥‥‥‥任務の途中、先輩達を潰そうと上層部が動いてることを耳にしてかっ飛ばして戻ったんです」

メニャーニャ(スワ)
「私の左腕にはメスやら何やら入ってるので、それで手術しました‥‥‥本来は自分に使うためのものでしたが‥‥‥‥」


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