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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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大家...たくっちスノーの部屋にたくっちスノー、ヒールⅢ、アレックス、魔王、アンデッドナイ、恍惚なる闇、カザヤ、カレン、ミカヅチが集まっていく

カザヤ
「それにしても...知り合いだったなんて」

アレックス
「天使の知り合いって変わってるなぁ」

ミカヅチ
「こいつ、無駄に顔が広いですからね」

たくっちスノー
「自分の辞書に無駄なんてありませんもん」

ミカヅチ
「はいはい...」

魔王
「もういいか?今回の件について話し合うのだろう?」

恍惚なる闇
「そうですよ...このままいなくなり続けたらやがて何も残らなくなってしまいます」

アレックス
「.....」

ヒールⅢ
「それで、こっちの話をしよう...たくっちスノーはある程度仮説を立てることが出来た」

ミカヅチ
「たくっちスノー...どこにもいないと言うと、やっぱりアレを思い浮かべますか」

たくっちスノー
「うん...」

アレックス
「アレって?」

たくっちスノー
「...アナザーワールド。」

魔王
「アナザーワールド?」

ミカヅチ
「アナザーワールドとは、鏡に写したようなもう1つの世界、そこでは今とは違う未来に繋がっていたりします」

アンデッドナイ
「なるほど、パラレルワールドのようなものですか」

たくっちスノー
「自分と天背院、この世界だとヒールⅢとウィンディがこの件に関わったことがある」

魔王
「この世界も関わっていると...」

たくっちスノー
「あと、自分はクレアスは別の世界から来たんじゃないかーとも考えているんだ」

恍惚なる闇
「別の世界から...何のためにですか?」

たくっちスノー
「それは...まだ分かりません」

魔王
「ふむ...確かに分からなくもないが」

アレックス
「事実、ハーナスがあんな化け物みたいになってるしな...」

ミカヅチ
「ちょっと待ってくださいたくっちスノー」

カレン
「どうしたの?」

ミカヅチ
「貴方がアナザーワールドだと思ったのは、『消えた』という点ですね?」

ヒールⅢ
「アナザーワールドで消えた者は、こちらの世界でも消え、その逆もあり得る...だったか?」

たくっちスノー
「あ、ああ...天背院の言いたいことも分かるよ」

たくっちスノー
「でもその消えかただとそもそも『存在しなかった』事になるから、自分達がこうやってデイジー達の事を覚えているのはありえないんだよな...」

議論を進めている最中...

シュンッ

クレアス
「ここまで話が進んでいたか、やるじゃん」

アンデッドナイ
「クレアス!ちょうどいいところに来ました、貴方も参加しなさい」

クレアス
「いいよ、もう答えは目前だからね」

たくっちスノー
「答え...?」

クレアス
「ふふふ、もうすぐ、もうすぐだぞ」

END

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