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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*107*

アレックスと魔王は、世界中から知り合いを展望台に集めていく...


キャロル
「はぁはぁ...400階とか、ふざけてるの?」

ニンニン
「せ、拙者でも足が痛くなるでござる」


ジャンヌ
「ブライアン、あれはなんだ?小さくてよく見えないぞ」

ブライアン
「確かに見えないな、ケンカでもしてるんじゃないかなー」

エルミー
「こんなときでもマイペースなひとー」

クレアス
「これで全部か?」

魔王
「ああ...」

メビウス
「...おい、あそこにいるのって、確かアレックスの偽物か?」

クレアス
「アレックスの偽物...か、こっちだとそうなってるんだなぁ、まあいいや」

クレアス
「今からお前達に重要なことを話す、よーく聞いてほしい」


そしてクレアスは、先程アレックス達が見たもの聞いたものを、全て話す

ライチ
「そんなこと急に言われても信じられんっていうか...」

ブライアン
「ぶっとびすぎて頭痛くなってきた」

クレアス
「VIPRPGなんて思い付きで作られてるからいちいち理解するだけ無駄だ」

ブライアン
「おっ、そうだな」

恍惚なる闇
「それで?こんなに集めて何をするつもりなんです」

クレアス
「黒い炎が尽きるタイムリミットはある程度予測出きる、この世界は掲示板式だから分かりやすく言うと...あと2レスしかない」

たくっちスノー
「えっ、このレス含んで?」

クレアス
「そうだ、時間が足りないものだから普段5レスの小説を4レスにして時間を短くする細工もしていた」

たくっちスノー
「4レスにそんな意味があったなんて...牙組のときもそうだけど、原作がそうだと考えるとなんでも出来てびっくりする」


「何の話?」

ヒールⅢ
「理解できなくていい」

クレアス
「俺の命は...あと僅か...それまでに何か出来るのか?お前達は」

エルミー
「何か?」

アレックス
「ああ、そういえば何も分かっていなかったな...クレアス、聞いていいか?」

クレアス
「ああ」

アレックス
「この展望台...徐々に下がってないか?」


クレアス
「ああ、下がっているよ...この展望台は時空の外れにある以上ただの展望台じゃない事は分かってるだろう」

アレックス
「ああ」


クレアス
「この下には爆弾が埋まっている」

たくっちスノー
「爆弾...それって、コアの事か?」

クレアス
「そう、世界を吹っ飛ばす爆弾。」

エルミー
「なんですか、コアって」

たくっちスノー
「衝撃を加えれば、世界の殆どを木っ端微塵にする、文字通りの動力(コア)さ」

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