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*121*
ウィンドⅠ
「レベル上げに来ました」
たくっちスノー
【ゴブリンだけは避けろよ、お前一人で戦うのは無理がある】
ウィンドⅠ
「分かりました、適当にスライム狩っておけばいいんですね!」
ウィンドⅠ
「ところで私のステータスってどうやって見るんですか?」
たくっちスノー
【ん?ああ、今調べてるからちょいまち………】
クマ
「ガオー」
ウィンドⅠ
「すみませんちょい待てなくなりました」
たくっちスノー
【ウッソだろお前wwww】
ウィンドⅠ
「ああもうダメだいつもならここでショック死してるわ」
クマ
「ガオー」ブンッ!!
たくっちスノー
【おい逃げろっ!!】
【Miss!!】
ウィンドⅠ
「えっ」
【Miss】【Miss】【Miss】
ウィンドⅠ
「攻撃が当たらない………」
たくっちスノー
【あ、お前のスキルがわかった………風の体、文字通り風のように透き通った体になることで攻撃を回避する】
ウィンドⅠ
「なるほど」
たくっちスノー
【HPは1のままだ】
ウィンドⅠ
「今の私ただのヌケニンじゃねぇか」
たくっちスノー
【ただのヌケニンじゃねぇぞ、弱点のないヌケニンだから実質無敵だ】
ウィンドⅠ
「超絶クソキャラじゃねぇか」
ウィンドⅠ
「なんですかこの体、なんでもかんでもノーダメージじゃないですか」
たくっちスノー
【なろう主人公なんて大体こんなもんだぞ】
ウィンドⅠ
「………これ本当に無敵なんですよね?」
たくっちスノー
【ああ、びっくりなことに………な】
ウィンドⅠ
「今の私なら魔王ですら倒せてしまうのでは?」
たくっちスノー
【は?】
ウィンドⅠ
「今の私は最強です!!こんなに跳ねても死ぬ感じがしない!」
ウィンドⅠ
「私の冒険が今ここで始まります!」
たくっちスノー
【あんま調子に乗るなよ………ま、お前が楽しそうならそれでいいか】
たくっちスノー
【頑張ってこいよー】
ウィンドⅠ
「はい!!まず手始めに何をしようかなー?」
…………
たくっちスノー
「ウィンディの奴いつのまに異世界転生なんて………」
たくっちスノー
「ま、楽しそうだから別にいっか」
たくっちスノー
「頑張れよー、ウィンディ」