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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*26*

たくっちスノーがポテチを確認するためにデパートに向かうと、アレックスの姿が。

たくっちスノー
「おや...あれはアレックスって奴か、彼もポテチ買いに来たのかな」

アレックス
「やっぱり人多いな...なるべく早めに買って帰ろう」

たくっちスノー
「自分も買っていこうっと」

アレックスに見つからないように、たくっちスノーは気配を隠してデパートに入っていく

...

なお、店内は既に乱闘真っ只中であった

アレックス
「なぁにこれぇ」

たくっちスノー
(ポテチ狂い多くね?)

アレックス
「...えーと、どんな商品なんだ?」チラッ

アレックスは壁に張り付いてるチラシを一生懸命覗くが、人混みが邪魔で上手く見えない。

アレックス
「くっそー...早く見つけてこよっと」

たくっちスノー
「えーと、行き先は地下か、いいね地下デパ」

アレックス
「ん...?何か気配を感じるな」

たくっちスノー
(えっ、勇者スゲーな、誰にも見破られたことないのに)


魔王
「うっわ多いな...まぁ、ニンニンの奴が上手くやってくれるだろう」

アレックス
「あれは魔王..あいつらもポテチ買いに来てたのかよ、横取りされる前に買ってこう。」

たくっちスノー
(あっぶねーあっぶねー...)

~地下~

アレックスはもしもの力で客を吹き飛ばしながら進んでいく

アレックス
「もしもの力はプライベートでも使えるんだぞ!」

※よい子は真似しないでね

たくっちスノー
(真似できるかよ)

アレックス
「よーしポテチポテチ!」

アレックスがポテチ売り場の方へ駆け出していくと...残っていた袋は一つだけだった

アレックス
「危ない危ない...さっさと持ち帰って帰ろうっと」

魔王
「よくわかんないけど空いててラッキー」

アレックス
「あっ」

魔王
「あっ」

たくっちスノー
(あっ)


魔王
「.....」

アレックス
「.....」


魔王
「ゆ、勇者アレックス...何故こんな所に...」

アレックス
「いやいや、それこちらの台詞」

魔王
「.....」

アレックス
「俺は王様にパシりにされた」

魔王
「そうか...私は、その、むーちゃんが食べたいって言ってたから...」

アレックス
「いいじゃないか...」

魔王
「...」

((気まずい...))

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