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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*3*

ウィンドⅠ
「なんですそれ」

たくっちスノー
「友人のやってるテーマパークだよ、テーマパークといってもレゴランド程度の面白さしかない所だけど」

ヒールⅢ
「面白いのか面白くないのかよく分からない例えかただな」


たくっちスノー
「友人とはよく喧嘩したものだよ、娯楽云々について色々と」

たくっちスノー
「自分はね、今時の子供はテーマパークで遊んだりしない、スマホをイジって家でポチポチしてるのが普通なんだ~って話をよくしてたものよ」

たくっちスノー
「すると友人は『ならどんな生き物でも喜ぶような娯楽を集めたテーマパークを作ってやるアル』ってムキになって...で、作られたのがメタロだ」

ウィンドⅠ
「友達が作ったものなら行けばいいのに...」

たくっちスノー
「遊んでる暇がないんだ、色々とやらなくちゃいけないことが多くてね」

たくっちスノー
「だからリニュ前とダストヒューマンの奴にメタロの券を送りつけてやった、あいつらも一応たくっちスノーだし」

ヒールⅢ
「お前が行きたくなかっただけではないのか」

たくっちスノー
「それもある!でも自分にお利口さんの遊園地は似合わないからさ、しばらくRTP界でのんびりさせてもらうよ」

ヒールⅢ
「のんびり?この世界でのんびりだと?」

ウィンドⅠ
「なんて愚かな...この世界の事を何も知らないんですね」

たくっちスノー
「え?」

ヒールⅢ
「この世界にノコノコとやって来たのが運の尽きだ、この世界の恐ろしさをゆっくりと感じるんだな、フフフフフフフ」

たくっちスノー
「えっ、なにこれこわい」

ウィンドⅠ
「マスター、林檎食べたくなったので買ってきてくれませんか?」

たくっちスノー
「あーいいよ!ただし半分ちょうだいな!!」テレポート



ウィンドⅠ
「...ふふ、楽しい毎日が始まりそうな予感」

ヒールⅢ
「ああ、そうだな」

...

たくっちスノー
「ふい~リンゴリンゴ」

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