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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*8*

ビュッ!ゴウッ!ズルルッ!

ニンニン
「1000だったか999だったかの忍法をマスターした四天王の一人、ニンニン参上!」

ラルフ
「し、四天王!!」

ニンニン
「む...今回は連れが二人もいるでござるね」

アレックス
「色々あったんだよ...」

ニンニン
「しかし仲間が何人居ようと変わらないでござる、いつもの分身の術!!」

ニンニンは他に立つ場所が無いほどに分身して増えまくる


アレックス
「邪魔だーーー!!」

ニンニン
「だってアレックスが直進してくるんてござるから」


ラルフ
「四天王さえも退けるなんて!」

ブライアン
「いや、あれはあくまで『奴は四天王の中でも最弱』的なパターンだ、こんなもんじゃない!」

ラルフ
「なるほど!」

ニンニン
(拙者って勇者達からそんな風に思われてたのでござるか!?)

ニンニン
(それにこのノリは真面目モードでござるな、一応他の皆にもLINEで知らせておくでござる)

...

「待てぇーいっ!!」

ラルフ
「...新手か!」

ドラゴナス
「俺は四天王の一人、音速のパワードラゴナス!」

ダーエ
「俺は四天王の一人、黒魔術のダークエルフ!」

ムシャ
「俺は四天王の一人、破壊力のムシャ!」

ラルフ
「残りの四天王が...一気に三人も!」

ブライアン
「向こうも本気ってわけだな」

ダーエ
「ニンニンは敗れたか」

ドラゴナス
「しかし奴は四天王の中でも最弱...」

ニンニン
(ちょwwwwww)

ダーエ
「さぁ、かかってくるが」

アレックス
「スターライトⅠ」

アレックスは光魔法で吹き飛ばす

ムシャ
「ちくしょう真面目モードになってもダメか」

ドラゴナス
「音速つったけど実は新幹線には負ける」

ダーエ
「そんなことより俺の名前の『ロ』はどこいった」

ブライアン
「あれが普段のアレックスなんだよ」

ラルフ
「この世界の勇者はとても強いんですね!」

ブライアン
(インチキだけどな)

アレックス
(インチキじゃねーし!俺のもしもの力は純粋なものだし!)

ラルフ
「これで後は魔王のみ...?」

アレックス
「.....ああ。」

...

魔王
「フッフッフ...よく来たな勇者アレックス...ん、今回は戦士ブライアンも一緒か、珍しいな」

ラルフ
「お前が魔王か!城の食料を取り戻しに来た!」

魔王
(ん?食料?これどういう風に伝わってんの?)

アレックス
(実はかくかくしかじかでなぁ)

魔王
(なるほど、面白そうだ...それなら少しだけ付き合ってやるとするかな)

魔王
「くらえっ!」

ラルフ
「ぐああああっ!」

魔王はラルフに闇魔法を叩き込む

魔王
「どうだ、これが魔王の力よ」

ラルフ
「く、くそっ...認めたくないが、かなり強い...」

アレックス
「貴様、よくもラルフを!絶対に許さんぞ!」

魔王
「フハハ!悔しいか!全力で来い!アレックスよ!」

ブライアン
(なんかあいつら楽しそうだなぁ)

魔王
(魔王っぽい振る舞いしたの久しぶりだからむっちゃ楽しい)

7 < 8 > 9