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のび太戦記ACE アナザールート『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 
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一方のび太達も、森羅とは別の場所で多数のヘリオスの大軍を蹴散らしていた


のび太
『くっ、もうこんなにヘリオスが...!!』


「くっ、俺にもライダーカードさえされば!!」

サザンカ
『皆離れて、こいつら全員腐らせる...うりゃっ!』

アナザーサザンカはエレメント能力でヘリオス兵を次々と腐らせた

「「「グワアアアアアア!!」」」

ヒールⅢ
「相変わらず恐ろしい力だ」

サザンカ
「あれって私はできないの?」

サザンカ
『エレメント能力は本来生き物相手には使えない...けれど、私のは暴走してるからね』

わてり
「怖いなぁ...」

サザンカ
『まだ安心は出来ないよ...ほら、上からまた』

ヒールⅢ
「フンッ!」

「ウグエアッ!!」

ヒールⅢは白衣のポケットから数本メスを取り出すと、パラシュートのヘリオス兵の喉目掛けて叩き込んだ!


ウィンドⅠ
「せ、先生....」

ヒールⅢ
「何、メスなんてものはいくらでも買えるが、自分の命はそうでもないからな」

ビクトル
「リーミナ うしろにきた」

リーミナ
「はっ!」

リーミナは鏡魔法でドラゴンの炎を跳ね返す

リーミナ
「あっ...ありがとうござ...あ、ビクトルさん、後ろ!」

ビクトル
「ヌオオオオオ!!!」

ビクトルは全身から稲妻を放ち、ドラゴンを次々と撃ち落としていく

ビクトル
「ごめん」

リーミナ
「いえ....お互い様です...」

のび太
『くっ...さっきからキリがない!一体一体相手しても無駄だ!』

ムニャウ
「おい、あれ何にゃむか」


ロストメイドウィン
「はろー....」

black
「ロストメイドウィン!!」

ロストメイドウィン
「その通り、俺は終幕(ロスト)を予知する者、ロストメイドウィン...」

ロストメイドウィン
「俺は他のメイドウィンと違い、自分の世界を持っちゃいないし、戦闘能力が、助けにはなるだろう」

ロストメイドウィン
「つーか死にたくねぇし」

black
「言い方は癪に触るが、助けてくれるって事でいいのか?」

ロストメイドウィン
「森羅はこっちだ、付いてこい」

....

零児
「木は火を生み火は土を生み土は金を生む!そして金は水を生む!!」


零児
「奥義!【森羅万象・極】!!」

たくっちスノー
「火となり水となり雷となり風となり!我が刃に染まれ!黒影の一万の技の1つ、風林火斬!!」

カイザー
「圧縮!」

チーズパイダー
「こんなもの捨てちゃえ!!」

零児とたくっちスノーは切り払い、カイザーはヘリオス兵を次々と圧縮してチーズパイダーに渡し、ゴミ箱に詰めていた

たくっちスノー
「いつまで続けりゃいいんだコレ...ていうかダストヒューマンどこにもいねーし!!」

カイザー
「くっ、あのハゲ!!」

チーズパイダー
「ハゲは兄さんでしょ!むっちゃフサフサだったよあの人!!」

カイザー
「だまれぇ!!」

零児達が戦っていると、森羅ビルのガラスをアクション映画のように割り、アナザードラえもんが乗り込んできた!


チーズパイダー
「まずい、親玉だ!」

ドラえもん
『フフフ、まずお前から血祭りにあげてやる!!』バババババ

ドラえもんは禍々しい右腕でマシンガンを辺りにぶっぱなす


たくっちスノー
「ひぃ、怖い怖い....」

零児
「このままでは時期に乗っ取られる...小牟、早く来てくれ...」

ドラえもん
『のび太は何処だァ!!!』ババババババ!!!

たくっちスノー
「今はまだ会えてねーよ!! 」


『空気砲!!』

「秘術!鬼門封じ!」

空気の弾丸がドラえもんのマシンガンを弾き飛ばし、特殊な術で拘束された

のび太
『たくっちスノーさん!』

ロストメイドウィン
「間に合ってる?」

小牟
「遅くなってすまん、零児!」

たくっちスノー
「ったくあんたらよぉ!!」

ロストメイドウィン
「結果オーライだろ」

たくっちスノー
「傍観者は黙ってろぃ!!」

ドラえもん
『ウフフフ、君たちは何処までボクの邪魔をすれば気がすむんだい?』

のび太
「アナザーのドラえもん!もうこんなことはやめるんだ!!」

たくっちスノー
「良いか!!よく聞くんだ狸!このまま無数の世界がくっ付き合うと風船の要領で大爆発を起こす!それも時空二つ分だ...自分やこちらは当然として...お前達もただでは済まないぞ!!」

のび太
「えええええええ!?」

スネ夫
「そ、それは本当なの!?」

ロストメイドウィン
「メイドウィン嘘つかない」

ドラえもん
『そいつはいい、爆発してしまうのは残念だが、証拠を遺さず君達を消せるのならありがたく利用させてもらうよ』

のび太
『くっ...やっぱり自力で止めるしかないか...』

カイザー
「今度はたくっちスノー様もいるんだ、もうお前には負けないぞ」

たくっちスノー
「自分頼りなんだね...」

ドラえもん
『フン、偉大なるマガイモノの王と言えど22世紀のハイテクテクノロジーには勝てまい!』

たくっちスノー
「こちとら脳みそで発電する施設見てんだ!そんな中古テクノロジーなんかで驚くかよ!」

ドラえもん
『これで終わりだ【タンマウォッチ】!』テテテテッテッテー

たくっちスノー
「リンゴドライブ!」

互いに時を止めようとした結果、タンマウォッチが爆発し、時空が乱れ弾き返された!

ドラえもん
『なるほど...』

たくっちスノー
「くっ...時魔法の最上級が安物と同格ってのもなぁ」

ドラえもん
『ならこいつだ!【分解ドライバー】!!』テテテテッテッテー

たくっちスノー
「あっぶね!」

アナザードラえもんがドライバーを振り回し、たくっちスノーが必死にかわす


のび太
「ど、ドラえもん!何とかならないの!?」

ドラえもん
「そんなこと言われたって、今、道具のレパートリーが....!!」


リーミナ
「あ...あの....ここに何か向かってきてます....」

ビクトル
「とり?」

ミカヅキ
「違う...空飛ぶ乗り物だ!」

零児
「...待て、このままだとぶつかるぞ!?」



Sonic.exe
「YAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

ドラえもん
『ぐおおおおおおお!?』

exeが甲板に乗った時空戦艦がアナザードラえもんを巻き込み、森羅ビルへと突っ込んだ!!

小牟
「ぬああああ!!やってくれたなお主!!弁償では済まさんぞ!!」

たくっちスノー
「す、すいません!!」

Sonic.exe
「T、持ってきてやったぞ!!」

たくっちスノー
「助かったよexe!ほら、急いで乗って!有栖さん達も!」

零児
「何処へ向かうんだ?」

たくっちスノー
「ヘリオスの本部ならこんなことをさせる装置か何かがあるはずだ、そこを叩く...前にちょっと寄り道!!」

たくっちスノー達は戦艦に乗り込み、時空の渦へと入っていく


ドラえもん
『や、やりやがったな.....だが、ネオセンチュリーはもう止められないぞ....』

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