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*133*
【SS】
のび太
「え?小牟さんが変なことしてる?」
零児
「ああ、最近は仕事がないときは部屋に引きこもりブツブツと変なことをな」
のび太
「へぇ、でもなんで僕に?」
零児
「いや、俺はこういったことに疎くてな...お前みたいな子供なら小牟の言ってることも通じるだろうと」
ドラえもん
「なるほど最もだ」
のび太
「それで小牟さんはどこに?」
零児
「今も部屋でブツブツやってるはずだ」
ドラえもん
「よし、局長さんも連れて見てみよう」
...
コンコン
たくっちスノー
「もしもーし?小牟さーん?」
のび太
「返事がないね」
ドラえもん
「取り込み中なのかもしれない、少しだけ待ってよう」
たくっちスノー
「あの人が引きこもるって、ゲームしてるってオチにしかならないと思うけどな...」
ガチャッ
小牟
「な、なんじゃ急に!?突然呼び掛けるんじゃない!」
のび太
「あ、小牟さん」
小牟
「ふぅ、一応バレるのとか気にしとるんじゃがな...して、何の用じゃ?」
のび太
「実は零児さんからこんな相談を」
小牟
「ほーう、そういえば零児には話してなかったのう...」
小牟
「良いぞ、隠すことの程でもないし見せてやる」
...
小牟
「これでもわしは最先端の技術や流行りものに敏感でのぉ、なんでもやってみたりするんでな」
たくっちスノー
「じゃあ、さっきも?」
小牟
「うむ!これが中々奥が深くてな、朝から晩まで夢中になっておった」
のび太
「うわぁ、大きいパソコン!」
小牟
「本来は業務用に使っている...あ、零児には秘密だぞ?」カタカタ
たくっちスノー
「ええ...」
小牟
「...確か...えっと、おお、これじゃこれ」
ドラえもん
「これって...」
のび太
「3D映像?」
小牟
「わしはな、これを使って動画投稿を行っているのじゃ!」
たくっちスノー
「え?...あっ!!もしかしてそれって、今流行りのバーチャルユーチューバーですか!?」
小牟
「その通り!」
のび太
「バーチャ...え?」
ドラえもん
「バーチャルユーチューバーっていうのは、人間を二次元のキャラクターに見立てて動画配信する人を言うんだよ」
ドラえもん
「22世紀でもバーチャル界隈は大盛り上がりでね、似たようなのが沢山作られているんだ」
のび太
「へぇ~!」