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*45*
そして、先程とは別の世界にて
「....」
たくっちスノー
「おっす、先輩!」
「ああ...」
のび太
「えっと、おじゃましまーす...」
「君、また何かやらかしたのか?」
たくっちスノー
「そういう事言わないでくれ...」
ミカヅチ
「...貴方の元のわりには、子供なんですね」
もう一人のたくっちスノーの元となる人物は、服装こそたくっちスノーと同じだったが、身長は小学生と変わらない程度だった
たくっちスノー
「ああ、自分の元となった...リアルの方が背が高かったみたい、これが本当に酷くてねー、美形の顔にしたかったからみぃ先輩の設定でこんな顔にしたのにヒゲ生えてくるんだよ?キモいったらありゃしない」
「まぁ、この姿適当に作ったヤツなんだがね」
たくっちスノー
「えっ」
「えっ?」
....
black
「改めて、私が彼の体の部分の元である【black-snow】、彼女同様メイドウィンだ」
たくっちスノー
「みぃ先輩がYouTubeのオリキャラ系実況者なのに対し、black先輩はニコニコのオリキャラ実況者だ」
たくっちスノー
「正直実況のネタならblack先輩の方が好きかな」
black
「申し訳ないが対立を煽りそうな発言はNGだ」
たくっちスノー
「すんません...」
black
「みぃから話は聞いているよ、こちらもプロテクトを固める準備をしていたところだ」
たくっちスノー
「流石、black先輩は仕事が早い」
ドラえもん
「blackさんはリアルワールドに干渉出来ないんですか?」
black
「干渉するほど力を持っていなくてね...みぃが特別なだけさ」
たくっちスノー
「ていうか、その体強くないってどういうことなの...」
カイザー
「最強無敵とか言ってたな」
たくっちスノー
「実際、無敵だと思ってたんだよ...」
black
「君、本当に私の動画見てたの?」
たくっちスノー
「.....」
のび太
『それはそうと...』
black
「ん?」
のび太
『ヘリオスに対してはどうするのですか?万が一攻め込まれたら』
black
「私の世界の家族達は皆強いからどうにかなるとして...問題はみぃだ。」
black
「干渉する力は強いが、戦闘力は私と比べると少し劣るからね」
たくっちスノー
「そっかそっか、じゃあ後で武器とか提供しないと...ね、ドーパント」
ドーパント
「お任せください」
たくっちスノー
「それと!今度こそ本当の真の力くださいよ!なんか拍子抜けした!」
black
「はいはい、5分の1だけ分けてあげるから」
blackは手からエネルギーのようなものを出し、たくっちスノーに与える
たくっちスノー
「はぁ...では先輩、次は正月にでも会いましょう」
black
「投稿できたらの話だけどね」
たくっちスノー
「ああ!それでは!」
ウィンドⅠ
「もう終わりですか?」
たくっちスノー
「ごめんね皆、自分の私事に付き合わせちゃって」
ジャイアン
「次はどうするんだ?」
たくっちスノー
「そうだなぁ...」
たくっちスノー達は戦艦に戻っていく、部屋にはオールディスとblack-snow二人だけになる
black
「私の知る彼(たくっちスノー)は、私やみぃの事を『先輩』なんて言う人物ではなかった」
black
「ゼロ、一体彼に何があった?」
オールディス
「分からない、時空監理局の局長になって以来...あいつは何処か変になった」
black
「局長になってから彼に一体何があったんだ...?」
オールディス
「まぁ、特に悪行はしてないから昔よりはマシになっただろう」
black
「それはそうだが...」
たくっちスノー
「早く来いよ、置いてっちゃうぞ」
オールディス
「ああ、悪い...じゃあな、black。」
black
「ああ、気を付けろよ、ゼロ。」
.....
たくっちスノー
「は~、さて、次は...」
冬夜
「あの、ちょっといいですか?」
たくっちスノー
「どったの?スマホ太郎。」
冬夜
「そのアダ名はいいとして...時空監理局の局長って、誰でもなれるんですか?」
たくっちスノー
「なりたいなら好きにすればいいよ、かれこれ数十人ぐらいに譲ってあげたけど、すぐやめちゃってね...はぁ」
スネ夫
「なるだけなら簡単なんだ...一体どんな仕事してるの?」
たくっちスノー
「まず起床は午前6時半だ、必ず7時までに起きるように」
スネ夫
「必ず?」
たくっちスノー
「隊員が立っているのに寝てたら局長として示しがつかないだろうし」
たくっちスノー
「肝心な仕事内容だが...時空規模だから本当に色々やっていくよ今回みたいに時空犯罪者を捕まえたり、 便利なアイテムを開発する手助けをしたり」
ドラえもん
「局長がそんなことするの?」
たくっちスノー
「ああ、自分の見てきた前の局長はそんな奴だったからね、だから自分もこうして動いている、ちょっとキツいけど」
たくっちスノー
「そんなんだから大体の人はすぐにやめてく、この階級を好き放題威張れる物と思ったら大間違いだからな」
たくっちスノー
「もちろん、正義感や責任感のある人も中にはいるんだけど、うちのある規則に耐えられなくて泣く泣くやめるんだ」
カイザー
「『時空監理局局長』になると、それに追加で『メイドウィン』の称号も得ることが出来る、つまり自分の世界を作れるからこぞってなりたがるんだが、規則が...」
のび太
「一体どんな恐ろしいルールが?」
たくっちスノー
「メイドウィンのルールとして、3食決められた食事しか食べてはいけないというものがある」
ジャイアン
「要するに給食か?なんでそれでやめちまうんだよ?」
たくっちスノー
「君、好物は?」
ジャイアン
「ラーメン!ラーメンだったら毎日食えるぜ!」
たくっちスノー
「お、言ったな?3食ラーメンでもいけるか?」
たくっちスノー
「朝、北海道ラーメン、昼、味噌バターラーメン、夜、ネギラーメン」
ジャイアン
「最高じゃねぇかよ!」
ドラえもん
「僕も毎日どら焼きだったら喜んで局長になるよ!」
のび太
『はは、二人は相変わらずだね』
ドーパント
「好みの食事のレパートリーに胸を踊らせるのは構いませんが、冷静に考えてみてください」
ドーパント
「仮に、とある世界でバーベキューを行うとします、そんな中でもメイドウィンは決められた食事を食べなくてはならないのです」
ジャイアン
「えっ!?」
ドーパント
「耐えられますか?他のメンバーが仲良く肉や野菜を食べるなか、一人だけラーメンをすする光景に」
ジャイアン
「...それは、嫌だな。」
たくっちスノー
「だろ?皆これに耐えきれずやめちゃうんだ」
ミラ
「苦労してるのねそちらも」
ウィンドⅠ
「ちなみに、マスターのメニューはなんですか?」
たくっちスノー
「今日の昼御飯はこれだったよ」
たくっちスノーはポケットからコンビニのごみを取り出す
【赤飯】と書かれていた
のび太
「...これって、コンビニのおにぎり!?」
ジャイアン
「しかも一個!?こんなんじゃ腹が膨れないぞ!!」
たくっちスノー
「自分、インスタント食品を選んだんだ、それがちょっと片落ちしてコレに」
カイザー
「...なぁたくっちスノー様、もう局長なんだしもっとマシな物食べたらどうだ?」
チーズパイダー
「僕のチーズ糸食べる?」
たくっちスノー
「いいって、自分は平気だから、黒影だって決められた食事しか食べてないんだ、自分だって....」
ドーパント
「長...」
オールディス
「こんな過酷な職場じゃ、みぃが首を横に振るのも納得だな」
ミラ
「そんな無茶苦茶な規則、よく反乱とか起こらないわね」
たくっちスノー
「しょうがないよ、これを考えたのは自分でも時空監理局でもないんだから」
冬夜
「....」
たくっちスノー
「で、君はなるの?局長。」
冬夜
「めんどくさそうだし、遠慮しておこうかな」
たくっちスノー
「そうそう、そうしたほうがいい」
その時であった、戦艦が大きく揺れる
ドラえもん
「うわぁ!」
のび太
『敵襲か!?』
冬夜
「サーチしてもそれっぽいものは見えないけど...揺れてるときにスマホ見たからなんか酔ってきた」
ドラえもん
「...多分、『ねじれゾーン』だと思う!いわゆる時空の捻れだ!」
レウォル
「確か専門家がどうとか居たよな...」
オールディス
「出来るか?」
ヴィーテ
「やってみる...操縦室借りるわね」
たくっちスノー
「お、おう....」
ヴィーテは操縦室のボタンやレバーを次々と押したり引いたりする
たくっちスノー
「な、なぁマジで大丈夫?」
オールディス
「大丈夫、まだ第3話だ、失敗したとしてもそこまで酷いことにはならない」
たくっちスノー
「そういう意味じゃねーよ!!」
不安定な軌道で、戦艦は見知らぬ世界へ...
ムニャウ
「揺れが収まったにゃむ」
たくっちスノー
「時空を旅してるとああいうことがよくあってねー」
のび太
「僕らも一回あったよ」
ヴィーテ
「ひとまず、近くの世界に降りたわ...捻れが収まるでしばらくここに待機しましょう」
レウォル
「一体何処に降り立ったんだ?」
たくっちスノー
「どれどれ...ああ、心配するな、自分の知ってる世界だ」
ジャイアン
「ならいいけどよ...」
たくっちスノー
「ヴィーテ姫の言うとおり、ひとまずここで待機としますか」
【次回予告】
降り立った世界は、怪物の多き場所
たくっちスノー
「そういえばこの近くには狼男が出ると言われているんだ」
のび太
「ええ!?お、おおおお、狼男!?」
スネ夫
「のび太は怖がりだなぁ、狼男なんているわけないじゃん?」
たくっちスノー
「それはリアルワールドの話でしょ?普通にいるから、狼男とか」
ウィンドⅠ
「狼男に会ったら生きて帰れる気がしません...」
ヒールⅢ
「心配するな、お前は狼男が相手じゃなくても生きて帰れない」
第四話
【狼男は『何故』牙を剥くのか】
たくっちスノー
「ネタがないもんだなら短くてごめんよー」