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*48*
第四話
【狼男は『何故』牙を剥くのか】
たくっちスノー
「やっべ戦艦どうしよう」
たくっちスノーは、降りた戦艦の事を考えていた、歪な形をしているので嫌でも目立つのだ
のび太
「ドラえもんのポケットに入れるっていうのは?」
ドラえもん
「なるほど...【スモールライト】~」テッテテー
ドラえもんはスモールライトで戦艦を片手サイズにまで小さくして、四次元ポケットに詰め込んだ
ドラえもん
「これで安心」
ミカヅチ
「本当に便利ですねぇ、貴方...」
わてり
「ほぼ使い捨てだったり安物らしいですけどね」
ミラ
「アレで安物って...」
たくっちスノー
「よし、ひとまず何処か休めるところを探すぞ」
ウィンドⅠ
「この数で休める所なんてあるんでしょうか...私たち魔法具現化はともかく」
のび太
「ドラえもん、【キャンピングカプセル】は?」
ドラえもん
「流石にこの数が入りきれる分は持ってないよ...」
オールディス
「近くに村とかありゃ良いんだけどな」
わてり
「.....」
レウォル
「どうした?」
わてり
「近くで喉が乾いてる人がいます」
ドラえもん
「えっ、本当!?」
わてり
「はい、私は水魔法ですので回りの水分量を把握することができるんです」
たくっちスノー
「どこだ?」
わてり
「あちらに....」
わてりはたくっちスノー達を森へと導く....
......
わてり
「ここら辺から...」
ドラえもん
「あっ!」
しばらく森のなかを歩いていると、男女が倒れているのを発見する
のび太
『人が倒れている...!』
ヒールⅢ
「ウォーターⅠの言うことが確かなら、森をさ迷ううちに水分不足で倒れたといったところか」
レウォル
「わてり。」
わてり
「はい!」
わてりは男女に『ウォーターⅠ』を浴びせる
チーズパイダー
「大雑把だけど、アレでいいの?」
ヒールⅢ
「魔法具現化の力をなめてもらっては困る」
カイザー
「後は圧縮しておけば大丈夫か」
たくっちスノー
「本当に便利だよな、圧縮。」
スネ夫
「ねぇ、聞きたいんだけどさ」
たくっちスノー
「ん?どうした?」
スネ夫
「この世界の事を知ってるんですよね?」
たくっちスノー
「うんそうだよ、この世界は【ダークストーカーズ】だ」
ドーパント
「長、それは海外名です」
たくっちスノー
「そうだった!正しくは【ヴァンパイア】だよ」
冬夜
「ヴァンパイア?吸血鬼の世界?」
たくっちスノー
「吸血鬼だけじゃない!雪男(イエティ)、魚人(マーマン)、ロボットにキョンシー、ゾンビ等々、ありとあらゆる怪物が存在してるんだ」
のび太
「えええーーーっ!?」
ムニャウ
「嘘言ってないにゃむか」
たくっちスノー
「なんで作品に関して嘘をつく必要があるのさ?」
のび太
『それって...かなり危険では?』
たくっちスノー
「まぁ、モンスターつっても根っからの悪人ばかりじゃないから安心しろって」
ジャイアン
「この辺りだと何が出てくるんだ?」
たくっちスノー
「そうだなぁ...森だし狼男とか?」
のび太
「お、狼男!?」
ミカヅチ
「狼男とは?普通の獣人とは違うのですか?」
たくっちスノー
「えっとな、満月の夜に狼に近い姿に変身して人を襲う怪物さ」
リーン
「満月...」
たくっちスノーの話を聞き、リーンは空を見上げる、空は星空が輝いており、すぐ近くには大きな満月があった
ヴィーテ
「これ、来るわ」
オールディス
「来るな...」
たくっちスノー
「気を付けろよー、別世界だと狼男に噛まれると連鎖反応で狼男になったりすることもある」
冬夜
「そんなゾンビみたいな」
ウィンドⅠ
「自分だけ大丈夫だからって...」
ムニャウ
「そっちも何か出来ないにゃむか」
ウィンドⅠ
「風の流れから遠くの場所を把握出来ますけど...」
カイザー
「あれ?それめっちゃ便利じゃね?」